
銅泥棒 AIブームで重要急増⁉昨年の被害総額96億円!
近年金属泥棒が増加しておりますが、昨年の「銅泥棒」の被害総額が96億円ということでした。AIブームの影響もあるようです。銅の盗難が増えております。まずは記事を確認頂きます。そのうえで対策方法についてお伝えいたします。
記事の内容
価格高騰が止まらない金属の銅。去年だけで98億円相当の銅が盗まれました。産業の転換を背景に世界的に需要が高まっています。またトランプ関税によって争奪戦が起きる可能性もあります。
■銅泥棒急増! 衝撃的な数字も
全国で銅が狙われています。今月、山形県米沢市の倉庫で盗まれたのは、およそ2700個の古い水道メーターでした。主に銅でできていて、被害額はおよそ245万円です。 富山県で盗まれたのは“体操坊や”として愛されている銅像です。持ち主は…「残念でならない。戻ってきてほしい。」 神奈川県では公園の建物の銅板がすべてはがされました。 相次ぐ銅の窃盗を巡り、衝撃的な数字も明らかになりました。 警察庁によりますと、去年の金属盗難の件数は2万701件。4年間で4倍に増え、被害総額はおよそ136億円です。このうちの7割であるおよそ98億円分が銅だといいます。
■価格高騰 AIブームで需要急増
政府は、対策のため「金属盗対策法」の制定に乗り出しましたが、専門家は「いたちごっこに被害は続く」と指摘します。なぜ銅が狙われるのでしょうか。 証券アナリスト 「銅価格が高いので盗難が相次いでいる。高止まり状態にあります」
銅の価格が高騰している理由は…。 アナリスト 「電気自動車(EV)、人工知能(AI)、電気を使う分野ですね。電気をうまく伝えるため、または加工をするために銅の需要というのが長期視点で増えてきた。」 大量の電力が必要な電気自動車やAIを動かすコンピュータなどには多くの銅が使われています。こうした産業の転換が銅不足を引き起こし、価格高騰を招いています。
銅が高騰する現状について、自動車部品関連の企業を取材すると…。 「ここ数年で(価格が)2倍ほどになってきているので、製造サイドでできることは使用量の削減」 部品の一部をアルミに換えました。品質は落とさず軽量化とコスト削減ができ、一石二鳥です。
楽器メーカーにも影響が…
楽器メーカー代表 「音色の問題とか材料の硬さとか、換えようがないというのが現実です」 「銅の代用品はない」と頭を悩ませている企業。主力製品はトランペット奏者などが愛用する“ミュート”で「銅でしか出せない音色がある」と、価格転嫁を余儀なくされたといいます。
銅の価格高騰に加え、不安なのがトランプ関税です。 楽器メーカー代表 「もうどうすることもできない。我慢するしかない状況」 現在の市場価格は1トンあたり135万円、10年前の76万5500円に比べると、およそ倍の金額です。今後、さらにトランプ関税が混乱を引き起こす可能性があるといいます。
アナリスト 「関税引き上げの結果、流通経路が大きく変化して、その中で争奪戦が発生し、価格を押し上げる材料になる可能性もある」
止まらぬ“銅泥棒” 98億円被害 AIブームで需要急増し高騰
4/21(月) 11:42配信(テレビ朝日)

銅泥棒が各地で相次ぐ
各地で銅が盗まれている様子が記事にありました。去年の金属盗難の件数は2万701件。このうちの7割であるおよそ98億円分が銅です。産業用として銅は必須です。トランプ関税の影響もあり今後も価格が上昇するとなると、盗難リスクも上がることになります。
銅に限らず金属類を使う業種として、太陽光発電所や工場や資材置き場などが挙げられます。セキュリティハウスのホームページではそれぞれの業種の防犯オススメ構成を掲載しております。
太陽光発電所
無人の時間が多く、夜間の発電しない時間帯に銅線が狙われています。敷地も広く管理が難しいですが、防犯機器が設置されていないと盗難のターゲットにされてしまうので防犯対策が必須です。
工場
工場には、製造した製品の盗難や異物混入、会社の機密情報や金属部品など守るべきものがたくさんあり、敷地が広ければ管理も難しいです。防犯対策をする必要があります。また引火すると危ない薬品置き場などの近くに炎センサーを設置したり、濡れてはいけない機器の近くに漏水センサーを置くことも可能です。食品を取り扱う工場では、異物混入などの問題もあり、狙わせない、入らせないことが大切です。
資材置き場
現場で使う資材や工具、金属機器など狙われやすいものが多く、無人になる時間も多くなりがちで、敷地が広ければ管理が難しいです。防犯対策をする必要があります。

銅泥棒対策として「狙わせない防犯」が大切
盗難リスクが向上していることから、銅を中心とした金属を取り扱いされている場合、今までよりも盗難を警戒する必要があります。どのように防犯をすればよいのでしょうか?
捕まりたくない泥棒は下見を実施します。この下見の時にターゲットから外れることができれば、被害に遭わないと言えます。大切なことは「入らせない」ではなく「狙わせない」防犯です。「狙わせない防犯」をすることで「安全で安心なくらし」が可能となります。
〈セキュリティハウスについて〉にはセキュリティハウスの守り方が記載されています
狙わせない防犯〈自主機械警備システムNEXT〉
狙わせない防犯を体現している防犯システムが自主会警備システムNEXTです。写真にあるようなセキュリティキーパーを中心に狙わせない防犯を展開します。万が一に備え、防犯機器を複数装着してシステムとしてご提案いたします。お客様の環境に合わせてご提案させていただきますので、詳しくは自主会警備システムNEXTの紹介ページをご覧ください。