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コラム

2025.06.26

防犯シャッターだけでは不安?シャッターセンサー+@で効果UP

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あなたの会社や店舗に設置されている「防犯シャッター」。
「これがあれば安心」と思っていませんか?

実は、防犯シャッターは物理的な障壁としては優秀です。しかし“気づいたら壊されていた”という事例が後を絶ちません
工具やバールで破壊されたり、シャッターごと持ち上げられたりする侵入事件が実際に起きています。

では、どうすれば“本当に侵入を防ぐ”ことができるのでしょうか?

答えは、**「センサーとの連動」による能動的な防犯」です。
つまり、「侵入されてから気づく」のではなく、「侵入しようとした時点で威嚇し、諦めさせる

それが“狙わせない防犯”**です。

この記事では、シャッターに後付けできる防犯センサーの仕組みや導入方法をお伝えします。さらに「セキュリティキーパー」の連動による実践的な対策をご紹介します。

防犯シャッターだけでは不十分?経営者が見落としがちな盲点

バールや電動工具で破壊される現実

多くの経営者は、「防犯シャッターがあるから安心」と思いがちです。しかし、実際にはシャッターをこじ開けて侵入する手口が多発しています。

特に夜間や無人時間帯、音の出にくい工具(電動サンダー・バールなど)を使えば、数分で破壊できてしまうのです。
防犯カメラがあっても、「侵入されたあと」に録画が残るだけ。被害を未然に防ぐことはできません

つまり、防犯シャッターは“破壊に強い”だけで、“破壊されたことに気づく仕組み”がなければ、無力になってしまうのです。

「音と光の威嚇」がなければ、空き巣はためらわない

侵入者が最も嫌がるのは、「誰かに気づかれること」。
そのためには、異常を検知して即座に“音と光”で威嚇する防犯機器との連動が不可欠です。

たとえば、シャッターが不正にこじ開けられた瞬間に:

  • 大音量の警報が鳴る
  • 強力なフラッシュライトが点滅する
  • 侵入者に心理的プレッシャーを与える

このような仕組みがあるだけで、空き巣はその場所を“リスクが高すぎる”と判断して諦めます。

シャッターセンサーとは?防犯効果を高める秘密兵器

侵入の“瞬間”を検知するシャッター専用センサー

シャッターセンサーとは、シャッターが不正に開けられたり、

破壊されたりする“瞬間”を検知する専用の防犯センサーです。

機器の特徴は下表です。

項目PR-S3SH-M5
検知方式近赤外線反射式(ダブルビーム)磁気変調式
検知対象シャッターの開閉動作・物体の遮断シャッターの開閉動作(位置変化)
設置位置巻取りケース or 鴨居の内側シャッター座板付近・ガイドレール内部
誤報対策外乱光対策・ダブルビーム方式シャッターのガタつき補正回路あり
特徴・LED表示で発報確認可能・調整アームで取付柔軟・誤報少ない・防滴構造・磁気変調で外部磁気ノイズに強い
主な用途天井・上部スペースがある場合向けシャッターの開閉端に向く(低設置)

📝選定のポイント

  • PR-S3:シャッターの上部に設置スペースがあり、精度を重視したい場合に最適。
     → 倉庫・大型シャッター向けに使われることが多い。
  • SH-M5:座板部分の動きを正確に検知したい、コンパクトに収めたい場合に向く。
     → 小型シャッターや外気にさらされやすい場所に適している。

これらのセンサーが異常を感知すると、あらかじめ連動させた警報機や回転灯が即作動します。
つまり、「破られる前に気づいて威嚇できる」ことが最大のメリットです。

「セキュリティキーパー」との連動で防犯力は飛躍的にアップ

特に威嚇力を高めたい場合は、**セキュリティキーパー**との連動がおすすめです。

セキュリティキーパーは、大音量(103dB)とフラッシュライトで即座に威嚇する装置です。工場・店舗・資材置場などでも採用が進んでいます。

センサーが異常を感知すると同時に:

  • サイレンが鳴り響き、侵入者を驚かせる
  • 強力なLEDライトが点滅し、周囲に異常を知らせる
  • 必要に応じて遠隔通報装置とも連動可能

👉 さらに、セキュリティキーパーは“ついているだけ”でも強い抑止効果を発揮します。
設置場所の外から見える位置に配置することで、「ここは防犯意識が高い」「侵入してもすぐバレる」と空き巣に思わせ、最初から狙わせない心理的防御が可能です。

このように、「見張っているぞ」「すぐにバレるぞ」と侵入者に思わせることが、“狙わせない防犯”につながります。

シャッターセンサーの特徴

高感度かつ誤報が少ない、プロ仕様のセンサー

防犯機器の専門メーカー「竹中エンジニアリング」は、警備会社や官公庁でも採用されている信頼性の高い国内メーカーです。
同社が開発したシャッター用センサーは、侵入者の動きだけを正確に検知し、風や環境ノイズによる誤報を防ぐ設計になっています。

主な機能には:

  • 多重ビーム方式による誤検知の防止
  • シャッターのガタつきを吸収する磁気変調方式
  • LEDインジケーターで発報履歴を確認できる機能
  • 防滴仕様で屋外環境にも対応可能

があり、安心して長期間使える耐久性も兼ね備えています。

既存シャッターにも後付け可能。導入のしやすさが魅力

これらのセンサーは、既存のシャッターに“内蔵するように取り付ける”ことができる後付けタイプです。

  • シャッターの巻取りケース内部
  • ガイドレールの内側
  • シャッター下部の座板付近 など

に設置されるため、外観を損なわず、目立ちにくく、高い抑止効果を維持できます。

また、設置工事も大掛かりなものではありません。配線と警報機器への接続を含めて1日程度で完了するケースが多く、営業への影響も最小限です。

中小企業が導入すべき理由とそのメリット

倉庫・工場・店舗など「侵入されやすい業種」こそ対策が必要

中小企業の多くは、夜間無人になる倉庫・バックヤード・資材置き場を持っています。
こうした場所は、道路に面していて死角が多く、空き巣にとって“入りやすく、逃げやすい”環境となりがちです。

特に以下のような業種は、防犯リスクが高いとされています:

  • 建設業(高価な電動工具・資材の盗難)
  • 小売・飲食業(現金や在庫が狙われる)
  • 製造業(夜間無人の工場や資材倉庫)

このような企業では、“侵入させない仕組み”を持つことが、経営リスクを下げる第一歩となります。

「心理的防犯力」で従業員・取引先にも安心を与える

防犯センサーと警報機器が設置されている施設は、外部から見ても「管理体制がしっかりしている」と評価されます。
これは、従業員やパートスタッフが安心して働ける環境づくりにもつながり、定着率の向上にも寄与します。

また、取引先や来訪者からも:

  • 「セキュリティ意識の高い企業」
  • 「大切な資産を守れる信頼できるパートナー」

という印象を持たれることで、信頼性の向上にもつながるのです。

まとめ|“狙わせない防犯”の第一歩に

防犯シャッターは、確かに物理的な侵入抑止力があります。
しかし、それだけでは「気づいたときにはもう破られていた」状態を完全には防げません

そこで重要になるのが、シャッターセンサーとの連動による“能動的な防犯”です。
不正な動きや衝撃をいち早く検知し、音と光で即座に威嚇。
侵入者に「ここは危険だ、やめよう」と思わせる環境をつくることで、「未然に犯罪を防ぐ=“狙わせない防犯”**」を実現できます。

特に、竹中エンジニアリング製の高性能シャッターセンサーと「セキュリティキーパー」の組み合わせは、プロが認める信頼の構成です。
すでにあるシャッターに後付けで対応できるため、導入のハードルも高くありません。

大切な資産と従業員、そして企業の信頼を守るために、
「防犯シャッターに安心は足りているか?」今一度、見直してみてください。

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この記事は「【防犯センサー完全ガイド】仕組み/種類/設置場所/導入効果を解説」の関連コンテンツです。

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