2025.09.12
防犯とは?セキュリティハウスの「狙わせない防犯」の仕組み

「防犯」とは、文字通り犯罪を未然に防ぐことを意味します。
しかし、ただカメラをつけたり鍵を強化したりするだけでは十分ではありません。
大切なのは「最初から狙わせない環境」をつくることです。
セキュリティハウスは、日本初の防犯専門チェーンとして誕生し、現在は全国に500名以上の防犯設備士が在籍。
地域に密着した専門店ネットワークとして、地元の環境や御社の業種に合わせた提案を行っています。
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防犯とは何か?
辞書の表記には「犯罪を防ぐこと」とあります。
つまり「起きてから対応する」のではなく、起きないようにすることこそが防犯の本質です。
一般的に思い浮かべやすい防犯策は以下の通りです。
- 防犯カメラを設置する
- 鍵を強化する
- 警備サービスを利用する
これらも大切ですが、どうしても「入られた後の対応」に偏りがちです。
そこでセキュリティハウスが提唱するのが、コンセプト**「狙わせない防犯」**です。
泥棒目線で考える「狙わせない防犯」
泥棒や侵入者は、いきなり犯行に及ぶわけではありません。
必ず下見を行い、「入りやすいか」「見つかりにくいか」を確認します。
もし泥棒の頭の中をのぞいてみると、こんなことを考えています。
- 人通りは少ないか?
- カメラやセンサーが見える場所にあるか?
- 夜は暗く、死角が多いか?
- 侵入にどれくらい時間がかかるか?
これらの条件が「緩い」と感じられれば、「ここならやれる」と判断されます。
逆に「危険が大きい」と思わせれば、その場はターゲットから外されます。
警察庁の調査では、泥棒の多くが「侵入に10分以上かかると諦める」と答えています。
つまり、泥棒に“入りたくない”と思わせる環境=狙わせない防犯が最も効果的なのです。
狙わせない防犯の3本柱:「抑止」「検知」「記録」

1. 抑止(威嚇)──これが一番大切です
犯罪者に「ここはやめておこう」と思わせる仕掛けです。
防犯の成否は、侵入前にどれだけ諦めさせられるかにかかっています。
セキュリティキーパーの役割
セキュリティキーパーは、防犯の最前線に立つ装置です。
- 下見段階での抑止
設置されているだけで「この場所は警戒されている」と印象づけます。
視認性の高いデザイン、夜間も点灯する常夜灯、警戒中の表示──これらが「見られている」という心理的圧力を生み、泥棒に「ここは危険だ」と思わせます。 - 万が一侵入された場合の即時威嚇
強力な光と音で即座に威嚇し、犯行を断念させます。
他のセキュリティ機器と比べても、視覚と聴覚へのインパクトが極めて強いです。
2. 検知(センサー)
侵入の瞬間をリアルタイムに捉える仕組みです。
竹中エンジニアリング(TAKEX)の高精度センサーは誤報が少なく、外周警備から屋内まで幅広く対応可能です。
詳しくはこちらを御確認ください
👉 防犯センサーは「狙わせない防犯」の中核!仕組みと実例を紹介
3. 記録(カメラ)
証拠を残し、事後対応や犯人特定に役立ちます。
ただしカメラ単体では抑止力が弱いため、センサーや威嚇装置と連動させてこそ真価を発揮します。
カメラの弱点
- 「録画されても怖くない」と考える泥棒がいる
覆面や帽子で顔を隠すことで、映像の証拠力を下げてしまうケースがあります。 - 破壊や無効化のリスク
設置場所によってはカメラ自体を壊されたり、向きを変えられたりすることもあります。 - 事後対応に偏りやすい
カメラは「後から確認する」役割が中心で、犯行を未然に止める力は弱いのです。
超高感度4メガAHDカラーカメラ VHC-HC40WAH
詳しくはこちらを御確認ください
👉 屋外防犯カメラは“証拠を残す目”─防犯の起点となるカメラ活用
👉 だからこそ「抑止」と「検知」と組み合わせることが不可欠です。
カメラを「証拠を残す目」と位置づけ、センサーやセキュリティキーパーと連動させることで、真の防犯システムが完成します。
警備会社との違い
大手警備会社のサービスは、異常を感知すると警備員が現場に駆けつける「駆けつけ型」が中心で、侵入後がメインです。
一方、セキュリティハウスの防犯は、「侵入させない」ことを重視する侵入前がメインの仕組みづくりが特徴です。
なぜ「抑止」が最重要なのか?
泥棒が最も恐れるのは「逮捕されること」。
そのため「ここは危ない」と感じる場所には最初から入ろうとしません。
- 見せるカメラやセンサー
- 警告表示やステッカー
- セキュリティキーパーの存在感
こうした「抑止のサイン」が揃っている場所は、泥棒のターゲットから外されます。
だからこそ、防犯の3本柱の中でも「抑止」が最も重要なのです。
詳しくはこちらを御確認ください
👉 狙わせない防犯セキュリティキーパー ─ 抑止力ある威嚇装置
まとめ
防犯とは「犯罪を未然に防ぐこと」。
そしてセキュリティハウスが提唱する**「狙わせない防犯」**は、泥棒の心理に基づいた実践的な防犯の形です。
- 抑止(威嚇して諦めさせる)──これが一番大切です
- 検知(侵入をリアルタイムで発見する)
- 記録(証拠を残す。ただし弱点もあるため他と組み合わせる必要がある)
この3つが揃って初めて、防犯は真に機能します。
セキュリティハウスは、日本初の防犯専門チェーンとして全国に展開し、500名以上の防犯設備士が在籍。
地域に密着した専門店ネットワークとして、御社の現場を直接診断し、環境や業種に合わせた最適なプランをご提案しています。
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地域に根ざした私たちが、御社の大切な資産と信用をお守りします。
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防犯対策を効果的に機能させるためには、全体の仕組みを「抑止・検知・記録」の3つの視点から捉えることが重要です。
本記事はその基本的な考え方(幹)を解説するものであり、防犯の土台となる「3つの柱(枝)」を記事中で紹介します。さらに具体的な機器や設置方法などの詳細(葉)もご用意しています。段階的に読み進めることで、防犯の全体像から現場で役立つ実践までを体系的に理解いただけます。
【抑止(威嚇)】(葉)についての記事
【防犯セキュリティ設置場所ガイド】効果を引き出す設置と選び方
【各種センサーの種類】(葉)についての記事
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【屋外用防犯カメラ】(葉)についての記事
①屋外防犯カメラ選びで後悔しない 設置でよくある失敗とその対策
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この記事は2025年9月12日にリライトしました