2025.10.10
強盗対策と防犯対策は似て非なるもの|営業中と無人での違い

強盗対策は“その場で止めて知らせる”、防犯対策は“侵入盗の対策”で下見の時に諦めさせることが目的であり、営業時間中は侵入警戒をOFFにするのが前提だからこそその“OFFの時間”に強盗が押し入ったときどう守るか——答えは「押す設計」(非常ボタン一押しで音・光・声+同時通報)と「狙わせない設計」(外周検知×見せる威嚇×自動通報)の両輪です。【無料の防犯診断】も実施しておりますので、お問合せをお願いいたします。
強盗対策と防犯対策は「時間帯」で役割が違う
- 強盗対策(営業時間中):その場で止めて知らせる。
→ 非常ボタン一押しでセキュリティキーパー(音・光・声の威嚇一体機)+多重通報を同時起動。 - 防犯対策(無人時=侵入盗対策):下見の時に諦めさせる=狙わせない設計。
→ 見せる威嚇(セキュリティキーパーを外から見える位置)+外周検知(TAKEX)+自動通報。 - 補足:もし侵入盗に出くわした瞬間は、実質**強盗対策と同じ“押す設計”**に切り替えます。

👉強盗について詳しく知りたい方は 強盗とは?「狙われない防犯」で会社を守る方法 をご覧ください。
営業時間中はなぜ侵入警戒をOFFにする?——“誤報を避ける”が正解
- お客様もスタッフも動くため、侵入センサーをONのままにすると誤報だらけ。
- だから営業時間中はOFFにします。問題は、その“OFFの時間”に強盗が押し入ったとき、どう守るかです。
- 答えは押す設計。人が押すことで、機械が一斉に動くようにします。
押す設計=非常ボタン一押しで「音・光・声+同時通報」
- 非常ボタン:レジ下/バックヤード/事務所机下の3点が基本。
- セキュリティキーパー:赤色フラッシュ+大音量+警告ボイスで行動を止める。
- 同時通報:社長スマホ/事務所PC/警備会社へワンタッチ同報。
- 目標:3秒で通報、その場で犯行を諦めさせる。
設置のコツ
- 1歩以内に押しボタンを!
- “見せる威嚇”(出入口にセキュリティキーパーなどの威嚇機器)
無人時は“狙わせない設計”=侵入盗の対策(下見で諦めさせる)
侵入盗はまず下見をします。外観の印象で面倒だと感じさせれば来ません。
外から見える“見せる威嚇”を作る
- セキュリティキーパーを道路側から視認できる位置に。
- 警戒中サイン・録画中表示を目線の高さへ。
- 照明で影を消し、赤色フラッシュが目立つ環境に。
外周検知で“早めに気づく”
- **長距離赤外線ビーム/屋外PIR(TAKEX)**でフェンス沿い・裏口・駐車場をライン監視。
- 反応→セキュリティキーパー連動→自動通報で駆け付け判断を早く。
👉セキュリティハウスの考える防犯について詳しく知りたい方は 防犯とは?セキュリティハウスの「狙わせない防犯」の仕組み ご覧ください。
侵入盗に“出くわした”ら?——その瞬間は強盗対策と同じ

- 無人計画でも、人が対面した瞬間は**“押す設計”**に即切替。
- 非常ボタン→威嚇機器即動作→同時通報をワンタッチで。
- 退避は3手順:押す→離れる→知らせる(合言葉で状況共有)。
配置はここが正解
非常ボタン——「手で押せる」1秒
非常ボタンは、レジ下に設置して手を離さず押せるようにし、事務所の机下には座ったまま押せるボタンを配置し、加えて**ワイヤレス(ペンダント)**を1台用意します。
威嚇機器——“見せる”設置
入口から目に入る位置やカウンター上部などに設置する事をおすすめしています。
よくある勘違いQ&A
Q. カメラだけで十分では?
A. 記録はできるが、今この瞬間に止めるのは音・光・声。主役はセキュリティキーパー+非常ボタンです。
Q. スタッフが押せるか不安…
A. 年に数回の防犯訓練を実施することで操作方法などを把握する事ができます。
まとめ:目的の違いを最後にもう一度
- 強盗対策の目的:人的被害ゼロと3秒で通報(押す→威嚇→通報)。
- 防犯対策の目的(侵入盗対策):侵入そのものの防止と下見段階での離脱=狙わせない(見せる威嚇・外観表示・死角の少なさ)。
- どちらもセキュリティハウスの設計と竹中エンジニアリング製センサー、そしてセキュリティキーパーを軸に**“狙わせない防犯”**で両立できます。
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