防犯ブログ

  • 侵入手口(マンション)
2005年10月15日 同一マンション内で5件連続空き巣

京都府長岡京市内のマンション2軒で12日、計5部屋に相次いで空き巣が入り、パソコンやパスポートなどが盗まれたことが14日、分かった。向日町署は同一犯による連続窃盗事件とみて調べている。同署によると、被害に遭ったのは同市天神1丁目と開田2丁目のマンションで、12日午前9時から午後4時までの間に1階から3階の五部屋に何者かが侵入し、ノート型パソコンや液晶テレビ、ネックレスなどの貴金属が盗まれた。
 侵入に際しては、サムターン回しなどの手口で玄関の鍵を開けたり、窓ガラスを焼き切るなどしており、他の2部屋にも侵入しようとした形跡があったという。
(京都新聞 10月14日より引用)

現金を置いていないから、盗まれるものはない・・・そんな風に思っていませんか?
昔の泥棒は現金を盗んで、家電などは見向きもしませんでした。しかし、今は違います。
中古のノートパソコンや液晶テレビなどいくらでも中古で販売するルートがあります。
マンションの場合、近隣の方とのコミュニティも希薄で、昼間は共稼ぎなどで無人になることも多いため侵入者にとっては、少々音を立てても安心、顔を見られても住民との区別がつかない、ベランダを伝って移動が簡単・・と犯行しやすい環境が整っています。
オートロックが入っているからと過信していると空き巣の思うつぼです。
早急に対策をマンション全体として考えましょう。

被害に遭う前の早期予防

マンションの防犯対策としては、
1)住民以外を建物内に入れさせないようにカメラインターホン、オートロック、生体認証装置などを使って高いレベルでの入退出管理をする。
2)駐車場、共用玄関・廊下、ゴミ置き場、エレベータ内などにカメラを設置し、監視性を確保・補強し、不審者の侵入を検知録画する。
3)非常階段への扉、各住居への扉に関してピッキング・サムターン回し解錠など破壊行為に強い錠に変更し補助錠も必ず取り付ける。
4)ベランダの窓に関しては防犯ガラス、防犯フィルムなどでガラス破りに強うようにする。
5)侵入を検知する赤外線センサーやマグネットスイッチ、人感センサーなど侵入警戒センサーを設置し
侵入を検知するとすぐに廊下などに設置したベルで異常を周囲に知らせ威嚇撃退する。
6)住民通しのコミュニティを形成し、お互いに顔を知って、挨拶を交わすなどの関係を保ち、不審者が侵入しにくい環境を作る。
7)駐車場、ゴミ置き場など公共の場やエレベータホール、共用玄関・廊下などの照明を明るくする。又植木の剪定を行い、周囲からの見通しを良くする。

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