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2005年10月25日 リモートスイッチ無しシステムでの対策

前回、「外部(屋外)リモートスイッチの取り付ける意味」で記載しましたが、現場によっては取り付けられない場合もあります。その場合に注意しなくてはならない点は何か?必要な対策方法はなにか?についてお話します。

まず、注意する点は
リモートスイッチが取付られていないのですから、警戒区域外で警戒/解除が出来ません。
コントローラ側で警戒/解除を行うために「警戒遅延/発報遅延タイマー」機能を使用します。
ここで注意する点は、

�@タイマー設定時間は、出来るだけ短い時間設定をする。
これは、タイマー設定時間を長くすれば管理を行うお客様にとっては外出時も帰宅(帰社)時も余裕が
あり、一件便利ですが大間違いです。
時間を長くすればするほど、コントローラを侵入者に見つけられてしまい、破壊される危険性があります。
故にタイマー設定時間は出来るだけ短くする必要があります。

�A「警戒遅延/発報遅延」機能動作時の音は消す。
これもお客様にとっては便利な機能ですが、侵入者にコントローラの位置を教えていることと同じことになりますので、使用しない方が良いと思います。

�Bコントローラは発見されにくい場所に取り付ける。
発見されたら、とにかく破壊行為に走ります。最近は警報が鳴ってからでも、発見されれば破壊されてしまいます。防犯装置の中で一番高価な商品ですので、修理費もかかってしまいます。

�C警戒/解除操作をテレコンで行う。
一部の商品では、電話回線で警戒/解除が行える商品があります。これならば屋外で警戒/解除が出来ますので、「警戒遅延/発報遅延タイマー」機能を使用せずに警戒/解除が行えます。

以上の点を注意して対策を行わなくてはなりません。
侵入者は私たちが考えられない方法や行為を行って、必死(?)になって侵入してきます。
ですから、防犯システムだけに頼らずに日頃からの近所付き合いも必要になってきます。
やはり侵入者とて、人に発見されることは嫌いますので・・・。

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