防犯ブログ

  • 犯罪手口
2005年10月28日 「忍び込み」で70件 電車で「泥棒行脚」

神戸で逮捕された「忍び込み」による窃盗犯。神戸市内や尼崎市などで犯行を繰り返していました。
その男の手口をご紹介します。インターネットカフェで寝泊まりし、私鉄で犯行に出向いていたようで、被害は男が使用していた私鉄沿線に集中していました。

● 「忍び込み」とは、【家人が就寝中に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むもの】

● 男は細身で、窓などが無施錠の家を見つけて、壁と住居の間の約20センチほどの隙間などをすり抜けて侵入。
● 「格子や防犯装置のない家を狙った」と供述。
● 高齢者宅の被害が多い。
● 侵入前には窓から耳を澄ませ、近くに家人がいないかどうか寝息で確認していた。

住宅対象の侵入窃盗の中で、空き巣狙いが77.9%、忍び込みは17.2%

「無施錠な窓」などを見つけて侵入するといった手口にも注意が必要です。
トイレ・風呂場の窓は、換気のため開けっ放しにしていたり、夜間施錠を忘れたり・・・といった隙を狙っての侵入が増えていますので、見直しをしてみてください。被害に遭う前の早期予防!

格子も過信はできません。外から外すことのできるものが多いからです。

男は盗んだ金は生活費、ブランドの服やスニーカー購入に充てていました。
忍び込み現場には、男が愛用していた人気ブランドの靴跡が複数残っていたそうです。

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