防犯ブログ

  • 犯罪情勢
2005年10月31日 ピッキング、サムターン回し開錠による窃盗 大阪で急増

読売新聞10月29日付け記事によると、大阪の侵入窃盗のうち、「ピッキング」「サムターン回し」による被害件数が、9月末までに昨年度1年間の2倍に達しているそうです。
大阪府警では、主に外国人窃盗団の犯行と断定しており、「外国人窃盗団が取り締まりの厳しい東京から大阪に拠点を移した」として警戒を強めています。

●今年に入り、大阪市、北摂津市のマンションで「ピッキング」「サムターン回し」による侵入窃盗被害が多発。

●大阪は侵入窃盗が9月末までに全国ワースト1の1万6336件。前年対比1842件増。

今、こんなマンションが狙われています。

ピッキング、サムターン回しによる侵入窃盗対策としては下記のものがあります。

【ピッキング、サムターン回しによる侵入窃盗対策】

1.侵入を手間取らせる。時間がかかるのを侵入者はもっとも嫌います。5分以上かかると約7割の侵入者が犯行をあきらめます。
●錠前をピッキングやかぎ穴破壊行為に強いものに交換する。
●ドアを強化する。ガードプレート、補強プレートを取り付ける。防犯サムターンに交換する。
●窓・扉には補助錠を外部から見えないように取り付ける。

2.侵入者は人目につくのを嫌がるため、監視性を高めるように工夫します。
●扉は廊下や階段からの見通しの良い場所に配置します。
●塀が高いと死角ができるため塀は低くし、見通しを良くします。
●植木も剪定し、見通しを改善します。
●インターホン付きカメラ、監視カメラを設置します。特にマンションは、玄関、裏口、駐車場、エレベータ内、エレベータホールなどに監視カメラを設置し、自動録画するシステムを設置します。
●照明を一定以上の明るさに保ち、侵入者が隠れる場所をなくします。

3.地域コミュニティを形成し、防犯に取り組みます。防犯意識の高い地域を侵入者は避ける傾向にあります。
●地域の防犯パトロールを不定時間に実施、防犯意識の強い地域であることを内外にPRします。
●知らない人でも顔を見たら「こんにちわ」、挨拶を実施します。侵入者は顔を見られて挨拶をされた後侵入をあきやめる場合が多いとの報告があります。
●オートロックを過信せず、必ず全ての窓、扉を施錠して外出します。特に2階以上の窓、トイレ・風呂場の窓が無施錠ということが多いため注意しましよう。

今、こんなマンションが狙われています。
被害に遭う目の早期予防!
侵入手口

加盟企業専用ページはこちら