防犯ブログ
- 侵入手口(マンション)
2005年10月17日
新築マンション 空き巣急増
都市部に人口が戻る「都市回帰現象」で建設ラッシュが続いている大阪市中央区のマンションで空き巣狙いが急増していると9月13日 産経新聞に掲載されています。同新聞によると、狙われているマンションは下記の内容です。
・防犯設備が比較的少ないワンルームマンション。いずれも建設から3年以内。
・2.3階の部屋ばかりが狙われる。1階が事務所や駐車場になっていることが多く、侵入しやすい。
・発生時間は午後7時〜10時。電気のついていない部屋。
・壁や隣の建物の屋根を伝ってベランダに入り込み、窓を割って屋内に侵入。現金を盗んで玄関を開け て逃走。
「新築マンションは入居率が高く、電気がついていなければ空き室ではなく留守という確率が高い。空振りを嫌う犯人から見れば狙いやすいのではないか」というのが被害の多い東署の分析です。
新築マンションの場合、地域コミュニティも希薄で隣の人の顔を知らない住民も多く、特に単身者の多いワンルームマンションはその傾向が強いため、部外者の侵入が気づかれにくい環境だといえます。
ぜひ、防犯意識を持つとともに、早急に対策を講じられることをお勧めします。