防犯ブログ
- 侵入手口(マンション)
2005年10月20日
狙われるオートロックマンション
オートロック式マンションの無施錠の部屋を狙った窃盗事件が多発しています。「泥棒は侵入できない」と安全性を過信した住人が自分の部屋の扉や窓のカギをかけないでいるケースが多い性だと警視庁捜査員は分析しています。今、こんなマンションが狙われています。
・東京都内や神奈川県で約60件の窃盗。玄関扉を開けた住人の後を付いていくなどしてマンション内に侵入。深夜から未明にかけて無施錠の部屋を探し、住民が寝ている間に室内に忍び込んで現金を窃盗。一晩に1つのマンションで複数の部屋に忍び込むことも。「手口は泥棒仲間から聞いた。犯罪の備えが手厚いマンションほど無施錠の部屋が見つかる」
・8都道府県で計155件の犯行した中国人グループ。オートロック式マンションの無施錠の部屋を狙い、盗んだキャッシュカードで現金を下ろす。1億4000万円を荒稼ぎ。
・警視庁調査。H16年都内マンションの窃盗事件のうち、無施錠の部屋の被害は999件で前年より30件増えている。
・横浜市内マンション40件の窃盗犯。「オートロック式マンションでも裏口が開いていたり、壁を簡単に乗り越えることができたりして案外すきが多いものだ」と供述。
(以上読売新聞 10月19日 記事より引用)
「自分の安全は自分で守る」防犯意識を持って、対応することが大切です。万全ということはありません。
オートロックがあっても、窓・扉の錠前は破壊行為に強いタイプに変更し、補助錠を必ず取り付け、短時間でも必ず施錠する。この徹底から始めていきましょう。