防犯ブログ
- 放火・火災
2005年11月07日
NHK記者 放火容疑で逮捕
NHK記者が放火容疑で逮捕されました。4月〜5月にかけて大津市内で発生した11件の連続放火事件、6月の岸和田放火事件、いずれも自分がやったことを自供しています。
「絶望感、孤独感に悩み、ムシャクシャしてやった」と本人は語り、仕事での人間関係やストレス、交際女性との別れ話などに悩んでいたとのことですが、NHK記者という職務にありながら、そのような社会を不安に陥れるような犯罪を行ったということに非常に憤りを感じます。
最近の放火は、「パチンコに負けてムシャクシャして」「リストラにあってムシャクシャして」といった動機が挙げられ、改めて、「いつどんな犯罪に巻き込まれるかもしれない」という体感治安の悪化を感じざるを得ません。大津市の放火事件では、軒下に置いてあるビニールシートやウッドデッキなどがライターで放火されていました。
海外では、フランスで暴動が発生し、10夜連続3千台近くの乗用車や小学校2高が放火されるといった被害が出ており、まだ沈静化の兆しも見えていないようです。社会への不安、憤り、閉塞感、差別への不満などが背景にあると思われます。
いずれにしても「放火」は許されない犯罪。社会が厳しく対処していく必要があるようです。
放火対策として自分でできること。
・軒下や敷地内に、燃えやすいものをおかない。
ダンボール箱、新聞、ビニールシート、雑誌の束など
・ごみは夜に絶対出さない。
・防犯パトロールを地域で実施。
・炎センサーや人感ライトなどで威嚇