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2005年11月02日 「貸します詐欺」全国で急増

大手金融機関を装ったり、大手金融機関と関係があるかのような架空の会社を名乗って、低金利で融資すると偽り、保証金又は登録料の名目で現金を騙し取る「融資保証金詐欺」“貸します詐欺”が全国的に多発しています。

この詐欺は6月頃より始まっており、都によると、被害相談は6月から急増。10月だけでも312件寄せられ、被害総額は3179万円に上っています。都内の金融機関を装うケースが多い半面、被害者の9割以上は地方在住者です。

 九州在住の女性のケースでは、自宅に送られてきたダイレクトメールを見て50万円の融資を申し込んだところ、登録料や一時保険金が必要と言われ、総額22万3000円を振り込んだが、差出人の「大手銀行の関連会社」は実在しないことが分かりました。

警察庁によると、今年1―8月の全国の被害件数は6754件、被害総額は約44億円に達しています。

「振り込め詐欺」は、「オレオレ詐欺」や、架空口座振り込みさせる「架空請求詐欺」などいろいろなパターンがあります。いずれにしても、直ぐに振込みなどをせず、信頼できる第三者に相談することが大切です。
不審なメールや身に覚えのない請求書などは無視することも大切です。
どんどん手口は変わっていきますので、手口を知り、落ち着いて対応することが肝要です。

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