防犯ブログ

  • 犯罪手口
2005年11月04日 カードの暗証番号を盗み、現金引出し

神戸新聞11月2日付け記事より、男性陣に注意いただきたい犯罪事例をご紹介します。


 酒に酔って前後不覚となった男性客のキャッシュカードを使って現金を引き出していたなどとして、窃盗の疑いで、神戸市スナック経営の韓国人女三人を逮捕した。被害に遭った男性は四人で主に五十―六十代。「金に余裕がありそうなスーツ姿の客を狙って、酒を飲ませた」などと話す共犯者もおり、被害総額は約三百五十万円に上るとみられる。

偽造カード・盗難カードによる被害

容疑者(57)のほか逮捕されたのは、同店従業員被告(62)=同罪で起訴済み、韓国人女性の無職(53)=同。同署は二日にも別の窃盗の疑いで容疑者(57)と従業員被告(62)を再逮捕する方針。

 調べでは、容疑者(57)らは共謀し、今年三月五日早朝、同店内で、加古川市の男性公務員(54)の財布から抜き取ったキャッシュカードを使って、神戸市中央区内のコンビニ店の現金自動預払機(ATM)で、約四十万円を引き出し、盗んだ疑い。

 容疑者(57)を除く二人は容疑を認めているという。

 同署によると、容疑者(57)らは、男性公務員が泥酔状態になったのを見計らって、約二十万円と法外な料金を請求。公務員がコンビニATMで現金を引き出すのに同行し、暗証番号を盗み見た後、さらに接客中に公務員の財布からカードを抜き取り、現金を引き出していたという。

 容疑者(57)と被告(62)は昨年十二月にも、名古屋市の男性会社員(61)=当時=から約百数十万円を盗むなど同様の手口で犯行を重ねていたという。

★繁華街や風俗店などで、背広を脱いでいる時間に財布からキャッシュカードやクレジットカードを抜き取りお金を下ろしたり、カードデータを盗みカードを偽造しお金を引き出すといった手口による被害が多発しています。注意を怠らないようにしてください。

偽造カード・盗難カードによる被害

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