防犯ブログ

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2005年11月09日 格子窓破り侵入。宝飾店100点盗まれる。

 11月8日午前2時45分ごろ、福岡市中央区の宝飾店で、経営者兼店長より「店内に泥棒が入っている」と110番がありました。
店長が店に立ち寄った際、店内から明かりが漏れていたためシャッターを開けたところ、何者かが逃走する足音が聞こえたということです。
反対側の窓の格子が外され、窓ガラスの錠部分が割られていましたガラスケースに入っていた指輪や時計など100〜150点(被害総額500万〜1000万円相当)がなくなっており、中央署は窃盗容疑で捜査しています。

以下に、この窃盗被害を分析し、今後の対策に関してご提案します。

1.格子を過信しない。
格子が付いていると安心される方が多いのですが、格子は外から外すことができます。
今後格子を取り付ける場合には、防犯配慮商品として開発された格子で、特殊なビスなどで取り付けらるタイプのものをお勧めします。
今付いている格子に対しては、ビス頭をつぶすなどして簡単に取り外せないようにすることが大切です。
「侵入に時間がかかるようにする」ことにより、泥棒は途中であきらめてしまいます。

2.自主機械警備システムを設置する。
今回は店に立ち寄った際に犯行中に気づいたということですが、何もセキュリティシステムが付いていなかったように推測されます。店舗には必ず侵入検知センサーを設置し、侵入者が侵入しようとした瞬間に「威嚇用警報ベル」「サイレン」を鳴らして威嚇するということが最も大切です。泥棒は人目につくのを避けますので「音、光」で周囲に自分の侵入を知られることを大変嫌がります。

3.「フォグガード」霧により犯行を継続させない。
宝飾店などを狙う窃盗団の手口は年々荒く、車ごと建物に突っ込んでの侵入し、数分で犯行を終了という手口が増えています。そこで、侵入を侵入検知センサーが検知すると霧により視界を奪い、犯行を継続させないということが現在のところ最も被害を最小に押さえる効果があると言えます。

4.店舗建物外観から「防犯対策をしている」ことを示し、対象から外させる。
泥棒に対しては何重にも対策を立てることが重要です。そして対策が十分であることを「見せる防犯」として建物外観で気づかせること。「セキュリティ・キーパー」はぜひ設置していただきたいものの一つです。

ストアセキュリティ【店舗の防犯に最適】

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