防犯ブログ
- 防犯対策
2005年11月11日
貴金属店向けセキュリティ対策
貴金属店への侵入事件が多発していることは当ブログでもご紹介していますが、従来の警備システムでは宝石貴金属店をターゲットとしている窃盗団の手口に十分だとは残念ながらいえない状況になっています。
そこで今後どのような対策を行っていけば良いのかをお話したいと思います。
昨今の宝石貴金属店への侵入手口を分析しますと、外壁を破壊して建物内に侵入するなど、以前では考えられないような手口で泥棒が侵入しています。
そこで、当社が貴金属店向けに以前からご提案しているシステムとして「フォグガード」という商品があります。この商品は煙幕発生装置で、防犯センサーとの連動で侵入行為があった場合に、一定時間後に霧を噴射させて数秒で(部屋の広さにより噴射時間は異なります。)部屋中の空気が真っ白になります。
どのよう状態かというと、全く視界がゼロになります。私も経験があるのですが(今まで実験で3回ほど経験があります。)自分の肩や腕も見えない状態になります。目を開けているのに全く何も見えないということがこんなにも怖いものとは思いませんでした。
このような状況で泥棒行為を継続することは、ほぼ不可能ではないかと思います。
実際に設置されている貴金属店では、窓ガラスを割られて侵入されましたが、貴金属には手を触れられずに退散した事故のお話もあります。
警備会社との契約をされているお客様も追加システムとしてご検討されることをお勧めします。
侵入強盗は、新聞などで報道されると同じことを考えて犯行をする人間(愉快犯)も増えてきます。
高価な商品を取り扱っているが故に、セキュリティシステムも再度検討されることをお勧めします。