防犯ブログ
- 犯罪手口
2005年11月18日
図書館の蔵書盗難相次ぐ
図書館の高額書籍が相次いで盗まれていたことがわかりました。
●たつの市新宮町の市立新宮図書館 147冊(約360万円)
●兵庫県太子町町立図書館 22冊(約28万円)
●宍粟市山崎町市立図書館 57冊(約126万円)
いずれも歴史関係の辞典や研究書で絶版本もあり高額な書籍ばかりでした。
転売目的での窃盗事件ではないかと考えられます。
11月10日には太子町町立図書館より不審なバックを抱えて立ち去る男が職員に発見され、追跡され蔵書を放置して逃げ去っています。
また、愛知県春日井市の図書館では、表紙を残し全ページ盗難された被害も報告されています。
図書館の図書の不正持ち出しを防止するには、
・図書館内にバックなどを持ち込ませない。
・出入り口で持ち物の中に図書が含まれていないか確認する。
・トイレなどに図書を持ち込ませない。
・一度に閲覧できる図書の数を限定する。
・蔵書保管スペースをできる限り受付から目が届くように配置を考える。
・防犯ミラー、監視カメラなどを死角に設置し監視性を高める。
・マナーの向上を市民に訴え続ける。
といったことになります。