防犯ブログ
- 子どもの安全対策
2005年12月06日
文科相の緊急表明
相次ぐ児童の殺害事件を受け、ついに国が対策に乗り出しました。
小坂文部科学相が6日の閣議後の記者会見において、通学路の危険個所や校門に防犯ビデオを設置する緊急対策を表明されました。
文科相は「街づくりの中で、東京・新宿のように防犯ビデオを設置している例もある。予算の残りをこれに充てるよう優先順位を上げ、速やかに対策をとるよう自治体にお願いする」と述べられました。
また、品川区を始めとする数箇所の自治体でも、通学路の全面見直しが進められています。
◆防犯カメラやセンサー、インターホンなど防犯監視システムを設置している学校
(03年度末時点)
2万4427校(全体の45.4%)
対象:全国の国公私立の幼稚園から高校まで5万3862校
◇このうち、防犯カメラ整備済みの学校は全体の14.3%
(内訳)国立学校85.2%、私立28.2%、公立10.6%
◆防犯ベルやブザー、非常押しボタンなどの通報システムを設置している学校
(03年度末時点)
3万8345校(全体の71.2%)
対象:全国の国公私立の幼稚園から高校まで5万3862校
(出典:文部科学省『学校の安全管理の取組状況に関する調査結果』より抜粋)