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2006年01月06日 病院から乳児連れ去り対策方法

1月6日の深夜に宮城県仙台市の病院で生後10日の乳児連れ去り事件が発生しました。現在緊急配備をして連れ去りを行った男の行方を捜しているということですが、最近このような子どもに関する事件が多く発生しており、恐ろしい世の中になってきています。
そこで新聞記事によりますと、男はナースステーションを訪れて、看護師に病院長に会いたい旨のメモを渡して病室に侵入したとのことですが、深夜の看護師が手薄な時間を狙われたことは警備の方法を考え直さなくてはならないと思います。

対策としては、
1.夜間・深夜の病院への訪問者の履歴を必ず取る方法を考える。
不特定多数の人が出入り出来ないように、出入口を制限する。
救急患者の対応が必要な場合でも、誰かが対応できる様にして履歴を必ず取る。
館内や出入口付近に監視カメラなどを設置して、人の動きを監視・記録を行う。

2.新生児室などへの入室を制限する対策を行う。
新生児は目もはっきりと見えませんし、相手が誰なのかもわかりません。そのような状況では新生児室に不特定多数の人が入室出来ることは危険です。入室には許可された方のみ入室出来る様に、入退室管理システムを導入することが大切です。
又、監視カメラとの併用を行うことにより、より効果があります。

3.ナースステーションを無人にしない。
深夜の人員ではなかなか対応は困難ですが、出来る限り2名体制を取って頂くことをお勧めします。
困難である場合などは、エレベーターや階段室・非常階段などの別の階層へ移動出来る場所には監視カメラを設置し、監視・記録を行う。

4.新生児と母親が入室している病室には、入退室がわかるシステムを導入する。
簡単なシステムでも良いので、夜間などは病室の扉を開けた場合などはナースステーションでわかるシステムを導入する。扉がない場合などは、人感センサーなどで人を検知できるセンサーを設置するのも一つの方法です。

以上、大切な新生児を元気な姿で親御様にお渡しでき、退院して頂くことが産婦人科病院の信用に繋がってきます。早急に対応が必要です。

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