防犯ブログ

  • 侵入手口
2006年01月24日 今度は故松田優作.また、芸能人の家空き巣被害。

芸能人(俳優・タレント・歌手)の自宅に泥棒に入られるという窃盗被害が昨年度より多発していますが、
今度は、俳優、故松田優作さん(1989年に40歳で死去)の東京都杉並区の自宅に空き巣が入りました。指輪や腕時計など計約200万円相当を盗まれていたことが23日わかりました。

調べでは、二男が19日午後8時ごろ帰宅したところ、室内が荒らされているのに気付き、警察に通報。金庫がこじ開けられ、指輪や高級腕時計、液晶テレビなどがなくなっていたということです。自宅には二男と夫人が住んでいたが、2人も旅行や仕事で留守だったところを侵入されました。

周辺では、民家のガラス窓が割られるなどして侵入される窃盗事件がここ1カ月で5、6件相次いでいました。

昨年より芸能人の空き巣被害が目立っています。内田裕也、石田純一、森尾由美、藤あや子…と昨年12月以降は毎週のように被害が明らかになっています。
他にも昨年中、空き巣などの被害にあった芸能人は以下の通り。川中美幸(1月)、吉永小百合(2月)、中井貴一(同)、小倉智昭(4月)、平井堅(5月)、いしのようこ(6月)、清原和博(7月)、山田優(10月)、11月に「忍び込み」の被害にあった赤井英和。


芸能人宅が狙われやすいと考えられる理由/

●確実に腕時計やアクセサリー、ブランド商品など高額商品や高額現金がある。
皆さん被害額の金額が非常に大きいところからも、推測できます。

●ロケやイベントなどで長期で出かけていることが多い。夜も帰宅時間が遅い。
全国横断コンサートや海外ロケとなるとかなり長期に本人不在となります。
   
●留守の情報などもホームページやブログなどで把握しやすい。
 「ブログ」や本人のホームページなどで活動状況が掲載されているのも、防犯面では問題あり。
もちろん留守番電話も含めて「○○に出かけていて△日まで留守です」などと入れるのももってのほかです。

●芸能人の自宅住所も公表はしていないが昔に比べ住所の特定もしやすくなっている。

●近所づきあいもあまりしていないと推測される。
「近所の目」というのが、泥棒にとっては最も気になるもの。
塀の高い家や近所づきあいのない家だと、近所の目も届かず、泥棒がおっぴらに荷物を持ち出していても気づかない・・ということもあるかもしれません。
プライバシーの問題もありなかなか難しいですが、本人が無理でも家族など周囲の方が気をつけるだけでも好転するのでは・・・。
 
●その場での威嚇撃退するシステムを導入していない
被害に遭われた多くの芸能人が警備会社の駆けつけサービスを契約していました。
しかし、そのシステムは一般的には「その場での音による威嚇撃退」をしないものが多いのです。
泥棒にとっては、侵入を検知すると、まずその場で大音量の音で威嚇すること。これが最も重要です。
犯行を継続させず、撃退する。この方法を追加することをぜひお勧めします。

そして最も大切なことが、「防犯を人任せにしないこと」
大切な思い出の時計がなくなった・・と嘆いたり怒ったりする前に、「自分の安全は自分で守る」という姿勢で、もう一度我が家の防犯対策を見直すことが必要です。

空き巣狙い対策 【防犯泥棒大百科

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