防犯ブログ
- 防犯対策
2006年02月10日
お寺の防犯対策
ここ数日、仏像の盗難で新聞記事を賑わせている事件がありますが、仏像の盗難は昔から多く発生している事件です。
昔あるお寺の住職から聞いた話では、盗まれた仏像や絵画などが古物品オークションで出回った時には必ずオークションで落札しなくてはならなくなり、その為に相当の費用が必要だと聞いた覚えがあります。
盗難にあったものを、お金を払って購入しなくてはならないとは、非常に理不尽でありますが、現実には他人の手に渡るようなことは許されないと言う話を聞いたことがあります。
そこでもう一度、寺院も盗難防止対策を早急に考える必要があります。又、盗難だけでなく、いたずらや火災による焼失などからも守る必要があります。
そこでどのようなシステムが有効なのか、私的な意見も含めてお話しします。
まず、お寺などはいろいろな参拝客が訪れますので、仏像などをショーケースなどに入れておくことなど出来ません。このような状況で盗難から仏像を守る必要がある訳ですから至難の業です。
一つの方法としては、仏像などに人が近づいた場合に人を検知出来るセンサーなどで人をキャッチしてベルなどを鳴らして威嚇を行う方法があります。
なかなか昼間から警戒することはためらってしまうことかも知れませんが、これだけ盗難が頻繁に発生している現状では何らかの対策を行う必要があるのではないでしょうか?今回の事件を真似て犯罪を犯す者を出てくると思います。
今一度、真剣に検討をされてはどうでしょうか?