防犯ブログ

  • 泥棒小話
2006年02月15日 犬は番犬になるか?

5〜6年前頃までは、防犯システムをお勧めしても「うちは犬を飼っているから防犯システムはいらない」とおっしゃる方が結構いらっしゃいました。

しかし、昨今犬はペットとして、愛玩として飼われているケースが非常に多くなりました。
チワワのCMを例に出すまでもなく、「うちの子」といって写真を持ち歩いている人も非常に多く、家族の一員、もしかしたら家族以上?(僕のことを寝ずに待っているのはこの子だけとの声も)・・という存在のようです。

ですので、飼い主としてみたら「うちの子が泥棒に出くわして怪我をしないか?」「かわいいから留守の間に泥棒に盗まれるんじゃないか?」といった不安の方が大きいようです。

警察が泥棒逮捕者へのアンケート結果の中で
犯行をあきらめた理由の中に、「犬に吼えられた 19%」というのがありました。また、
31%の泥棒が、あきらめる理由として「犬がいてあきらめた」というのがあります。

しかし、ここで良く考えないといけないのは、この場合の犬は屋外で飼われている犬であるということです。

「番犬」の条件
・不審者が家又は敷地内に入ろうとしたら気がついて吼えること。
・家族以外の知らない人になつかないこと。
・夜も不審な気配を察知し、家族に知らせること。

といったことで、まるで忍者のようですが、屋外犬ならいざ知らず、屋内で、家族のベットの中にもぐりこんでぐっすり眠っているワンちゃんにはちょっと無理・・と思えるようなことばかりです。

又、実際には屋外の犬であったとしても
「脂身を2,3枚投げると尻尾を振る」
「異性の犬のにおいをかがせると静かになる」
などと豪語する泥棒もいます。
実際に、毎日散歩の振りをして下見時に犬に声をかけ自分を記憶させ、吼えないようにした例や、ドックフードを持参して犯行に及んだ事例などもあります。

現在のペットとしての犬は、番犬としての本能をどんどん無くしていっています。
最近はペットの犬そのものを留守中に盗まれる事例も増えているのです。

くれぐれも犬がいるから・・・と安心しないようにしてください。

「番犬」の条件にぴったりの侵入検知センサー+威嚇用装置で、早期に侵入者を気づき、音で周囲に知らせ撃退することが一番です。

これなら雨の日も、夜も寝ずに番をしてくれます。

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