防犯ブログ
- 犯罪手口
2006年02月20日
東北電力社員装い、盗み・点検詐欺。一人暮らしの高齢者宅狙う
毎日新聞 2月19日朝刊掲載の記事をご紹介します。
東北電力社員を装った男がブレーカーなど電気設備の点検と偽って1人暮らしの高齢者宅などに入り込み、盗みや詐欺をはたらく事件が、仙台、名取、岩沼の各市で相次いでいます。
●15日午後3時ごろ、仙台市宮城野区の高齢女性宅に2人組の男がブレーカーの点検を装って入り込んだ。女性が1人の点検に立ち会っているすきに、もう1人が室内の財布から現金1万4000円を盗んだ。2人は20〜40代で、薄い水色の作業服とスラックス姿だったという。
●「点検費用」名目で現金をだまし取る手口もある。
●被害は窃盗4件、詐欺・詐欺未遂5件の計9件に達している。
●1人暮らしか、1人で留守番中の高齢者が狙われるケースが多い。男は2人組の場合もあれば、1人でスーツを着て訪ねてくる場合もある。同一人物がかかわっているかどうかは不明だ。
同社は「点検で訪問するのは、顧客からの要望があった場合しかありえない」と注意を呼び掛けています。