防犯ブログ
- 侵入手口
2006年02月27日
金庫破り 590万円。尼崎の民家で被害。
2月23日午後九時十五分ごろ、尼崎市水堂町一の同市職員(58)から、「空き巣に入られた」と一一〇番がありました。
駆け付けた尼崎西署員が調べたところ、下記のような手口でした。
●2階の窓ガラスが割られてそこから侵入。
●洋室の押し入れにあった耐火金庫(縦約四十センチ、横約五十センチ、奥行き約四十センチ)がバールのようなものでこじ開けられ、中にあった現金約五百九十万円がなくなっていた。
一般的に金庫に入れているから安心と思われている方も多いようですが、
「金庫は燃えない貯金箱」
火災から重要な書類を守るということが中心で
防犯面からは十分だとは言えません。
1)背面を破られて
2)バールでこじ開けられて
3)金庫ごと持ち去られて
といった手口で金庫内の現金も盗まれてしまいます。
今回も590万円もの現金を金庫の中に保管していたとのことですが、
「金庫を過信しないこと」
が防犯の基本であることはいうまでもありません。
2階の窓ガラスから侵入されている部分に関しても
「まさか2階から侵入されることはない」という思いがあったのではないでしょうか?
泥棒によっては、といを伝って簡単に2階、3階に登ることを得意としている泥棒もいます。
窓ガラスの補強としての防犯フィルム・補助錠の設置とともに、
防犯システムの設置をお勧めします。