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2006年02月01日 日中窃盗団 逮捕。1000件 約5億8000万円の窃盗

窃盗の被害品を買い取ったとして警視庁などは31日、宝石商の中国人計3人を盗品等有償譲り受け容疑などで逮捕したと発表しました。
容疑者らは、関東、関西で窃盗を繰り返していた日本人と中国人の混成グループのメンバー。警視庁などは3人を含めメンバー計43人をこれまでに逮捕し、実態解明を進めているとのことです。

日中窃盗団による被害は03年7月以降、11都府県で約1000件、約5億8000万円にまで上るといいます。容疑者らは買い取った盗品を宝石商に売るなどして換金していたということです。

逮捕されたのは、日本人12人、中国人31人。
分業化しており、ガラスを割るなどして屋内に侵入する「空き巣グループ」と、車からキャッシュカードなどを盗んで金融機関から預金を引き出す「車上狙い・払い出しグループ」に分かれ、関東と関西地方で盗みを繰り返していました。
中国人がグループの仕切り役や実行役を務め、日本人は主に運転手や現場の案内役を務めていました。

神戸でも中国人の窃盗団11名が逮捕されました。
兵庫県内を中心に被害総額約二億三千五百万円の空き巣や病院荒らしなどを繰り返していました。
盗んだ現金はグループごとに分け、宝石やパソコンなどは東京に集め、売りさばいていたということです。

兵庫県警は警視庁を中心とした合同捜査本部と京都、大阪府警の共同捜査本部と連携して捜査していました。

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