防犯ブログ
- 泥棒小話
2006年03月13日
「どろぼう」という名前の和菓子があるんです!!
京都には「どろぼう」という名の和菓子があるんです。
格子屋という屋号の和菓子屋さんのお菓子で、稲荷生地を油で上げて黒砂糖をつけてあるお菓子だそうです。
なぜ「どろぼう」という名がついているかというと、
「どろぼうをしてでも食べたいお菓子」だからとか。
明治時代、まだまだ砂糖が高価で庶民には手が届きにくかった頃、「なんとしても食べてみたい」という気持ちからそんな名前がついたのでしょうね。
ちなみに大きいタイプは「大どろぼう」というそうです。
現実のどろぼうはそんなに甘いものではありませんが、
少しほっとするお話です。