防犯ブログ
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2006年03月23日
Winnyなどによる情報漏洩対策について
最近、いろいろな企業でP2Pソフト(Winnyなど)による情報漏洩被害が発生していますが、その対策方法として、各企業で従業員個人用パソコンを会社側で購入して個人用私物パソコンを使用しないようにする対策をされている企業が多くなってきております。しかしその反面、パソコンの管理に関して今まで以上の対策が必要になってきます。
企業で購入されたパソコンは個人用私物ではありませんので、基本的に会社に保管されることになります。会社に保管されるということは、夜間に侵入者があり、パソコンごと盗難される可能性が増えることになります。
盗難を防止するために毎日毎日金庫に保管するのでは面倒であり、効率も悪くなります。最近の窃盗犯は作業時間も短く、目的の物だけを盗んで逃走します。簡易的なセキュリティシステムでは太刀打ち出来ない状況になってしまいます。
そこでもう一つの情報漏洩対策として、会社のセキュリティをもう一度検討する必要があるのではないでしょうか?
防犯対策として、
�@事務所などの内部に入られる前に、注意勧告(「ここより先には入らないで下さい」などの音声)を行う。
�A建物への侵入が予想される建物開口部(玄関やアルミサッシ窓など)への防犯センサーの設置。
�B建物内部での防犯センサーの適正配置(棚やパーティションで室内侵入検知センサーエリアが遮られないように設置するなど)
�C侵入者による防犯コントローラなどの破壊行為防止対策を行う。
�D威嚇装置の複数設置及び適正配置(1つが破壊されても威嚇が継続できるようにする対策)
�E異常内容の電話通報(異常を早急に責任者などに知らせる。)
以上の対策が必要になります。
P2Pソフトでの情報漏洩対策が騒がれていますが、盗難による情報漏洩対策も必要です。
再度、会社の防犯対策を考える必要があるのではないでしょうか。