防犯ブログ
- 侵入手口
2006年05月01日
篠山紀信・磯崎新両氏の事務所に空き巣被害。同一犯人か?
写真家の篠山紀信さん(65)の東京都港区の事務所が空き巣の被害に遭い、現金約150万円が盗まれていたことが分かりました。4月25日 午前10時頃出社した事務所スタッフが犯行に気がつき警察へ通報しました。
ビルの3階にある事務所の裏口のドアがバールのような工具でこじ開けられ、机の引き出しから約100万円、金庫から約50万円が盗まれていたということです。
ビル3階にある篠山さんの事務所のほか、米フロリダ州のディズニー本社ビルの設計などで知られる建築家、磯崎新さん(74)の2階の事務所も被害に遭っており、磯崎さんの事務所からは百数十万円が盗まれていました。
警視庁赤坂署は同一犯による犯行とみて、窃盗容疑で捜査しているとのことです。
(読売新聞) - 5月1日記事より抜粋
ゴールデンウィークに忙しいのは家族連れだけではありません。
「泥棒」も忙しいんです。
というのが、「長期の休みがある会社が密集しているオフィス街。どこもかしこもお休みで、ビルはもぬけの殻。少々音を立てても気づかれず・・・」とは事務所荒らしの考え。
ゴールデンウィークの間も営業中の店舗などでは、釣銭もいつもより余分に準備している店が多いですよね。売上金も多く、夜間金庫を利用するとしても店舗に大金がある可能性は通常の日よりずっと高いというように泥棒は考えるのですよね。
又、4月最後の週末と、5月初めの週末は金融機関の休業日という点からそれぞれ休み前日からの、4日〜5日分の売上金を店の金庫内で保管したり、夜間金庫を利用する場合にも通常営業日より売上金は多く、強盗に狙われる可能性が高いのです。
連休最終日の売上金の集まった日の閉店後、休み明けの売上金回収時、金融機関への持ち込み直前、など注意をいただきたい時が非常に多いのです。
今年は景気回復し消費が回復している影響で、このゴールデンウィークでは売上拡大が見込まれるため、その期間だけアルバイト、派遣社員で増員するという店も多く、慣れない部分で「スキ」が生じる可能性も多々あります。
ATMにも大金があるだろうし・・そう考えると、旅行中やお出かけの多い一般家庭はもちろんのこと、事務所・店舗・ATM全て泥棒に狙われる可能性があるのです。
充分に注意してください。