防犯ブログ

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2006年05月02日 旧UFJ銀ATM盗撮、裏に中国人組織…主犯格が供述

2月に旧UFJ銀行(現・三菱東京UFJ銀行)のATM(現金自動預け払い機)コーナーに監視カメラを設置してキャッシュカードの番号を盗撮していたということで逮捕されていた男の供述から窃盗団の存在が浮かび上がってきました。

5月2日の読売新聞によると、昨年8月から盗撮カメラが仕掛けられた事件で、警視庁に逮捕された主犯格の暴力団関係者の男が「東京・上野で、日本語を話す中国人から盗撮を持ち掛けられた」と供述していることが2日、わかりました。

 中国人は3人以上で、盗撮の実行役への“日当”など数百万円に上る資金を出していたとみられています。
盗撮したキャッシュカードの口座番号や、暗証番号を入力する映像の一部がすでに中国人側に渡っている可能性もあり、同庁は、カードの高度な偽造技術を持つ中国人組織が存在しているとみて調べています。

本件で三菱東京UFJ銀行はホームページで、ATMコーナーに隠しカメラを設置し盗撮されていた可能性のあるATMとして4箇所を上げて、利用者に注意を呼びかけていますが、いずれにしても犯罪者はあれこれ手口・方法を変えて詐欺・窃盗を仕掛けてきます。
常に注意は怠らないことが大切です。

●キャッシュカード、クレジットカードの暗証番号は個人情報から連想されない番号とし、どこかに記入したり誰かに教えたりしない。また、定期的に変更するなどして安全性を高くする。

●キャッシュカード、クレジットカードを使用した後、明細は残しておき、通帳やクレジット会社から送付されてくる引き落とし明細などと見比べ確認する。万が一身に覚えのない引き落としがあればすぐに銀行・クレジット会社に連絡する。

●キャッシュカード、クレジットカードは偽造、スキミングをされないよう体から離さないで常に携帯するか、セーフティボックスなどに厳重に保管して外出する。

●銀行やクレジット会社が電話で暗証番号を確認したりはしない。そのような内容の電話があってもあわてて暗証番号を教えたりしないこと。先方の支店、電話番号、担当者名を確認し折り返しかけ直して本人かどうかも含め事実関係を確認すること。

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