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2006年05月25日 貯金箱ばかり狙い空き巣630件。

貯金箱ばかりを狙って空き巣を繰り返していた男が埼玉県警に逮捕されました。

男は、04年11月から06年1月までの間に、埼玉県、東京都、千葉県で630件の盗みを繰り返していました。対象は留守宅で、1階のガラス窓などを割って侵入していました。

「貯金箱ばかりを狙う」というので、一瞬、貯金箱のコレクションをするために盗んでいたのか?と思いましたが、この男はそうではありませんでした。
男は、貯金箱の現金を盗んでおり、財布はほとんど対象にしていませんでした。
理由として「タンスを倒すような荒っぽい行為は相手に迷惑で、罪が重くなると思った」というように話しています。
実際に侵入して貯金箱がなかった場合には、何も盗まずに帰ったこともあったとか。

それでも630件、総額860万円の盗みを繰り返していたということですから、罪が軽いはずありませんよね。

今回は貯金箱が狙われていたということで、「なぜ金庫に入れておかなかったのだ?」と考えられた方もいるでしょう。
しかし、金庫も、一般的に家庭や店舗などで使用されている金庫は、防災機能が中心で、防犯面に関しては充分だとはいえないものが多いのです。
金庫は「燃えない貯金箱」というように考え、あまり多くの現金や貴重品、貯金通帳・印鑑などを入れないことをお勧めします。

又、金庫そのものを(何十キロという重い金庫も)事務所などから持ち去るという「金庫盗難」も多く、特にスーパーマーケットや事務所などで被害が発生しています。

空き巣狙い対策 【防犯泥棒大百科

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