防犯ブログ
- 防犯グッズ
2006年06月16日
重要物保管にご注意!
16日に兵庫県伊丹市の薬局で、麻薬取締法で取り扱いが規制されている硫酸モルヒネ含有の錠剤が入った金庫盗難がありました。
新聞の記事によると、金庫ごと盗まれたようですが、金庫を持ち去ってどのようにして中身を取り出すのでしょうか?相当開けるのに苦労するのではないでしょうか?
このように防犯警報装置の設置して、金庫内に保管していても盗難に遭うのではどのようにすればよいのでしょうか?
ここで、防犯警報装置と金庫の組み合わせは良いのですが、金庫の種類が問題ではないでしょうか?
記事によると、高さ12センチ、幅20センチ、奥行き15センチの金庫と書かれておりますが、この大きさでしたら金庫でも「手提げ金庫」ではないでしょうか。
手提げ金庫全てが役立たずではありませんが、手提げ金庫を閉店後にどのような保管をされているかが問題になります。戸棚の中に保管しているのであれば、効果はありません。戸棚を開ければ簡単に持ち出すことができてしまいます。
手提げ金庫は持ち運びに便利で、営業時間中などはすぐ開けられて中身を取り出せるので便利ですが、夜間など閉店後に関しては、据え付け型金庫(床などにボルトで頑丈に固定出来る金庫)に保管する必要があります。
据え付け型金庫に保管することにより、盗難の危険性は減少します。
このようにセキュリティの基本は、二重、三重と行うことにより危険性が減少していきます。
セキュリティシステムを行う時には良く考えて、最適な多重警戒が行えるようにして下さい。
但し、財布の中身と相談してですよ。