防犯ブログ
- 子どもの安全対策
2006年06月22日
学校の防犯体制の整備が進んでいるようです。
今月21日、文部科学省の調査で、全国の幼稚園・小中高校の半数が防犯カメラなどの「監視システム」を設置していたことがわかりました。(2004年度末)子どもが被害に遭う事件が相次ぐ中、学校関係施設では、ボランティアが通学路の巡回などを行うところも増えており、着々と防犯体制の整備が進んでいるようです。
文部科学省の調査(日経新聞6/22)
・不審者の校内侵入を防ぐため防犯カメラ、インターホンなどの「監視システム」を設置した学校の割合は 52.7%で前年比7.3ポイント上昇
・校内電話や警察へ連絡など、通報システムを設けた学校の割合は80.2%。同9.0ポイント上昇
・防犯ブザーやベルは41.3%の学校が配布・貸与し、小学校では約70%
・子ども向けの防犯教室などを開催した学校は69.8%
・安全マップは約60%の小学校が作製
・教職員を対象にした防犯訓練なども76.6%が実施しており、小学校では約90%。
・警察との連携体制を整備した学校は79.7%
・経費負担の大きい警備員の配置は約1割
調査結果より、パトロールの強化など、警察との連携体制を整備した学校は約80%となっていることや、子ども向けの防犯教室などを開催した学校も約70%となっており、子どもの安全対策は確実に改善されていると思います。今後も、子ども向けの防犯教室は費用がほどんどかからないので、全ての学校で行っていただきたいと思います。
近年、報道でもあるように子供を狙った犯罪が多発しています。子どもが犯罪に遭わないためには、やはり、どのような犯罪が多いのかを把握し、おとなが注意することが必要ではないでしょうか。