防犯ブログ

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2006年06月28日 郵便ポスト盗難。世の中にはこんなに変わったものが盗まれています。

泥棒が盗むものというと、現金、貴金属・・・ちょっと防犯通な人ならパソコンと答えるかもしれません。

でも調べてみると、とんでもない変なものを盗む泥棒がいるのですよね。
今月27日鹿児島鹿屋市の歩道植え込みから郵便ポスト1基がなくなっていました。

ポストは、支柱に赤い箱(縦54センチ、横33センチ、奥行き40センチ)が載った標準タイプで、高さ1・35メートル。支柱はコンクリートで地面に固定されていたましたが、コンクリートごと引き抜かれていました。
支柱などを含めた総重量は40〜50キロ!!
何のために?? もしかして投函してしまった郵便物(ラブレター?)を返して欲しいためかなあ・・・?などと想像してしまいました。

現金、貴金属・家電商品・家財など以外に、ちょっと変わったものを盗む泥棒は多く、ここで紹介してみましよう。

●供述調書(警察で使用するあれです)。ネット販売していました。
●ゴルフ場のロストボール。この泥棒は水深4mの池にウェットスーツと水中眼鏡、酸素ボンベを装着して照明をもたずに手探りで650個盗んでいました。
●田んぼの土1トン。田んぼ6箇所でニ百メートル四方から土をごっそり。ガーデニングで販売目的でしょうか?
●釣り具ドロ。1250万円相当の釣り竿やリールを民家の倉庫などから盗み転売していました。
●散水用バルブ。9割が銅のため、転売目的。
●溝ぶた(鉄製) 京阪神間で500枚弱。これも転売目的でしょうか?
●鋼管280本。

その他農作物(米・メロン・サクランボ・リンゴ・松茸など)やウニ・アワビ・鮎の稚魚なども盗まれています。
仏像の盗難も今年も多く発生しています。
皆転売目的ではないかと思われます。
ネット販売や、オークション、中古品の販売店など販売ルートができており、それが盗む商品に反映されています。ネットを使用すると顔が見えないということで悪用している人間もいるようです。

盗まれるのは現金や貴金属だけではないということがおわかりいただけたでしょうか?
油断大敵。
「侵入しやすいところに入り、換金できるものなら何でも盗む」というのが現代の泥棒なのです。

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