安全な暮らしのパートナー　セキュリティハウス

香川県善通寺市の総本山善通寺の赤門から東に延びる赤門筋商店街に建立された赤門七佛薬師のさい銭箱がなくなっていたことが五日、分かりました。

　お参りすると母乳の出が良くなるといわれることから「乳薬師」として親しまれ、商店街の活性を目的として、総本山善通寺・創建千二百年を記念して五月八日に落慶法要を行ったばかり。地域のシンボルに降りかかった“災難”に住民らは「罰当たりな行為は許せない」と憤っています。
　さい銭箱は、幅四十センチ、奥行き二十五センチ、高さ三十センチのステンレス製で、ボルトなどで固定して乳薬師像の正面に設置されていました。

　六月二十八日に近くの住民が、さい銭箱がなくなっていることに気づき、乳薬師を所有する総本山善通寺が善通寺署に被害届を提出しました。建立以降、さい銭箱は一度も開けておらず、被害額は分かっていないということです。

商店街やお寺など、不特定多数の方が出入りをする施設では、どのようにして警戒・監視をするかが重要なポイントになります。

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