防犯ブログ
- 犯罪情勢
2006年07月07日
刑法犯が4年連続減少
平成18年度上半期(1〜6月)の刑法犯認知件数が、4年連続で減少したことが警察庁のまとめで分かりました。
警察庁によりますと、平成18年度上半期の刑法犯認知件数は99万7,355件(前年同期比10.2%減)で、上半期の認知件数が100万件を切ったのは7年ぶり、前年同期比の減少率が10%を超えたのは2年連続となりました。
主な罪種別の件数は、
●「窃盗犯」が約74万5,500件(11.6%減)、
●「凶悪犯」(殺人・強盗・放火・強姦)が約4,900件(12.6%減)、
●「知能犯」(おれおれ詐欺・振り込め詐欺等)が約4万1,900件(16.4%減)となっています。
数字上の治安は良くなっているようですが、子ども(13歳未満)を狙った殺人及び殺人未遂事件は過去6年の同期比で最多の45件発生しており、犯罪が凶悪化している実態が如実に表れています。
日々報道される殺人事件や放火等、陰惨な事件を見ていると、私たちの「体感治安」は逆に悪くなっているように感じます。