防犯ブログ
- セキュリティハウス
2006年07月10日
「オフィスセキュリティEXPO」にて
7月6日(木)〜8日(土)の3日間、東京ビックサイトにて「第一回オフィスセキュリティEXPO」に出展いたしました。
事務所や学校・病院の物理的防御に特化した展示会・・ということで、大手オフィス家具メーカーなどが出展されており、「いかに情報漏洩を防止するか」といった視点でのオフィス家具やロッカー、入退出管理システムなどが展示されていました。
その中で防犯・防災機器専門企業である弊社は、説明員全員が「防犯設備士」又は「総合防犯設備士」の有資格者という異色の存在。
多くの企業や幼稚園・学校・病院から実際に防犯相談を受けたり、その場でシステム設計を依頼されたりと、具体的商談も多く、非常に熱心にシステム内容説明をお聞きいただけました。
今回の展示会では、セキュリティに対して事務機や事務用品メーカーからの提案が非常に目立ちました。
某事務用品メーカーでは、エグゼクティブをイメージした白のミニスカートスーツにフレームを強調したメガネの美人女性管理部長と若い男子社員の寸劇があり、中が見えないファイルや鍵付き書類保管用引き出しなどの商品説明のために かなり長いコントが繰り広げられ、少々苦笑してしまいました。
女部長が何かを言う度に「部長、おみごと!!」とベンチャラをいいながら拍手をし、部長のハイヒールで踏まれたい・・とステージに横たわるなよなよした男子社員。「どこがオフィスセキュリティ??」という気がしたのですが・・、ステージ前は人だかりになっていました。
3月の「セキュリティショー2006」では某カメラメーカーによる「女鼠小僧」の寸劇がありました。ストーリーは21世紀に紛れ込んで、防犯カメラシステムの性能に驚く女鼠小僧・・というもので、音量が大きく忍者の格好で目を引いていましたが、こちらはセキュリティシステムの説明になっていました。
いずれしても、展示会のショーアップ化が進んでいる・・ということを実感いたしました。
そして、無事展示会は終了したのですが、9日 展示会場への交通機関の一つである「ゆりかもめ」にて異臭騒ぎがあったようで、ちょっと驚きました。
前から2両目の座席下に、ポリ袋に入れられた小ビンから液体がこぼれているのを発見。刺激臭を放っていたため、同社は乗客約100人を同駅で下車させました。女性2人が軽いのどの痛みを訴えましたが、病院に運ばれた人はいませんでした。6〜7月、千葉県市川市の東京メトロ妙典駅やJR千葉駅で、塩素系の液体が入ったポリ袋が見つかる事件があり、今月上旬には一部報道機関に犯行声明とみられる文書が郵送されており、。警視庁捜査1課で関連を調べているとのことです。
いずれにしても実害がなく良かったと思います。