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2006年07月13日 お守りの吸盤がレンズの作用?で軽自動車全焼

2日午前11時ごろ、福岡県大川市一木で、飲食店員女性(28)が自宅の庭に駐車していた軽自動車が全焼しました。

車は鍵を掛けており、車内に別の発火物はありませんでした。
出火時、同市は気温33度で太陽が照り付けていました。

自動車には、お守りがフロントガラスに付けており、同ガラス下部のハンドル前部にはパンフレットなどの紙類がありました。
お守りは運転席側のフロントガラス上部にお吸盤で取り付けられていました。
は守りをぶら下げるために装着。
車のフロントガラスに装着されたゴム製吸盤(直径約5センチ)が虫メガネのように太陽の光を集め、車内の紙が燃え上がった可能性が高いとみており「思わぬものが原因で火災になる場合もある」と、注意を呼び掛けています。

今回の火災原因は吸盤でしたが、その他にも水の入った透明ペットボトルやガラス玉などでも同じレンズ作用があります。
太陽光線とレンズと燃えるものとの距離(焦点)が合ってしまうと、燃え出す可能性があります。
特に車のシートが黒っぽい場合には燃え出す可能性が高くなり、特に注意が必要です。
日頃から車内にペットボトルなどのレンズ作用があるものを放置しない。燃えやすいものを置かないことが大切です。皆さんも注意して下さい。

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