防犯ブログ
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2006年07月20日
金庫盗難被害にご注意!
7月18日未明、高知県のスーパーで4400万円が入った金庫が盗難になったとの記事がありました。
記事を読んでみると、夜間は警備会社に警備委託をされており、侵入者が侵入した際も警報器は正常動作しており、通報して10分後に警備員が到着した時にはすでに、金庫が持ち出されていたとのことです。
金庫の大きさは高さ約150センチ、幅約80センチ、奥行き約50センチ、重さ約150キロで、かなり大きな金庫だったようです。到底1人では不可能で、複数での犯行だと思います。
警報装置は動作し、通報もされて警備員も駆け付けていたのに、何故?と思ってしまいます。
これが今の金庫盗難の現状なのです。窃盗犯は警備員が到着するまでに、強引なまでに金庫を盗むのです。
このような被害に遭わないようにするには、金庫を事務所から持ち出せないようにするか、持ち出しに時間がかかるように対策をする必要があります。
その方法として、金庫本体を建物の床にボルトなどで固定して、金庫保管をしている場所への入室も簡単にできないようにする必要があります。
今回の金庫盗難事件でも、通報して10分後に警備員が駆け付けている訳ですから、その時間を稼げるような対策が必要ではないでしょうか。
また、窃盗犯を現場で威嚇するような警備システムを設置することも必要です。
このように被害を最小限にするためにはある程度、警備システムに費用がかかりますが、今回のように大金を盗難されてはそれ以上の被害を被ります。
「備えあれば憂いなし」のことわざのように、警備システムは二重・三重の対策が必要です。
あなたの会社やご自宅は大丈夫ですか?