防犯ブログ
- 犯罪手口
2006年07月25日
捕縛強盗にご用心!
7月24日午前2時20分ごろ、名古屋市の一般住宅に2人組の男が侵入し、
寝ていた81歳の男性をガムテープで縛り、現金約20万円を奪って逃走。
被害者の男性は顔などに軽傷を負いました。
被害者の男性は一人暮らしで、木造2階建て住宅の1階に寝ていたところ、
2人組の1人が、被害者に布団をかぶせて馬乗りになり「金を出せ」と脅迫。
「金はない」と答えると、男は被害者の口と手をガムテープで縛った。
2人組は約1時間にわたって物色し、被害者の財布から現金約20万円を奪い、逃走。
被害者は自力でガムテープをほどき、110番通報しました。
1階勝手口のガラス戸が割られていたことから、2人組はここから鍵を開けて侵入したようです。
同市では6月、就寝中の高齢者夫妻が縛られ、妻(80)が死亡した強盗殺人事件が発生して
おり、県警は関連を含めて捜査しているようです。
事務所や店舗に比べると、一般住宅への侵入・盗難事件というのは件数としては少ない
ですが、一般住宅の場合、侵入者と居合わせて怪我をしたり、最悪の場合は殺されてしまう
という危険性が考えられます。
最近は、一般住宅の2階部分からの侵入など、今までは考えられなかった箇所からの侵入事故が発生しています。
又、自宅にお金を貯めているご老人がターゲットにされた今回のような捕縛強盗が、今後各地で増える可能性もあります。