防犯ブログ
- 子どもの安全対策
2006年07月26日
文部科学省、「子どもの安全」事例集を募集
最近特に、子どもを狙った凶悪な事件が相次いでいる事を受け、文部科学省は、子どもを守るために地域が独自に取り組んでいる活動事例をインターネットで検索できるシステムを作ることを決定しました。
全国各地域のNPO法人やボランティア団体・地方自治体などから事例を募集し、効果的な安全対策を普及させることを目的としているそうです。
また、各都道府県・市町村教育委員会などからも聞き取り調査を実施し、そのうえで活動地域や実施主体・キーワードなどで分類し、検索しやすいように事例を整理していくということです。
文部科学省は「不審者情報を保護者の携帯電話にメールで流したり、犬の散歩をしながらパトロールをしたりする工夫を具体的に紹介したい」としており、さらに、子どもの安全や防犯対策に関する総合的なデータベースを構築することも検討しているということです。
なお、事例募集は8月上旬までインターネットで行うということです。
文部科学省ホームページ
たび重なる子どもを狙った凶悪事件を受け、ついに行政も動き始めました。
子どもを守るための様々な事例が中央に集まることで、全国各地域の自治体同士の意見交換が出来たりすると、もっといいですね。
これだけ多くの情報が溢れている現代、必要な情報をより分ける作業にかなりの労力を要します。こういった中央の動きで、情報の共有化ができるようになることを一日も早く望みます。