防犯ブログ
- 犯罪手口
2006年08月21日
コンビニ強盗 レジごと持っていく。
「コンビニ強盗、レジ2台奪う 福生」
産経新聞に掲載されていた見出しにちょっと驚きました。
何十キロもの金庫をそのまま店舗や事務所から持ち去る「金庫盗難」は結構耳にしますが、レジごと持ち去る強盗というのは初めてです。
強盗は2人組み。
20日午前2時20分ごろ、東京都福生市南田園のコンビニエンスストア「ショップ99福生南田園店」に押し入りました。2人とも覆面をして、薄い黄緑色の作業ズボンをはいていました。
1人が入り口付近にいた男性店員(34)に刃物のようなものを見せて「動かなければ何もしない」と脅迫。もう1人が配線を切断しレジ2台を持ち去ったということです。
現金計22万円入りのレジ2台(重さ計約10キロ)を奪って逃走。
店員2人と客1人がいたがけががなかったのは何よりでした。
金庫盗難の場合は無人の店舗・事務所です。
警備員などが駆けつける前にストップウォッチで時間を計りながら2〜5分で犯行を終了させ、金庫ごと持ち去ります。金庫はもちろん数十キロから数百キロと今回のレジより重いですが、無人であり、中の現金も多いことが予測されます。
今回のコンビニ強盗の場合、店員2名、客1名がいる中で、わざわざ配線を切り、重いレジを持ち去る・・というのはどういう意図なのでしょうか?
配線を切る手間もあるし、レジ2台を一人で持つと逃げにくいし時間がかかります。レジ本体も中の現金を抜いた後、どこかに捨てる必要もあり、その手間もかかります。
なぜレジごと盗んだのか?
ちょっと想像ができません。皆さんはどう思いますか?