防犯ブログ
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2006年08月23日
シンガポールのマンションには「シェルター」が付いているって知ってました?
「お国が変われば住まいも変わる」
シンガポールという日本にもおなじみの国のマンションには、ほとんど玄関近くに「シェルター」が付いているっていう話を聞き、正直驚きました。
「シェルター」というと「核シェルター」を思い浮かべますが、そこまでの機能はないまでも、大変強度の高い扉と壁に囲まれた小さな部屋で、換気も取られパソコン回線も付いているということです。
目的はもちろん「戦争に備えて」とのこと。
現在は観光や産業で平和で清潔な街というイメージからちょっと想像できません。
又、玄関扉は二重構造。普通の玄関扉の中側に門扉のような鋳鉄製の扉があり、防犯性を保ちながら扉を開けて風を室内に取り入れることが可能なようになっています。
その他にも、南国らしく、狭いマンションでもシャワールームが2つあることや、ほとんどバスタブは見られないこと、中華系で強火を使うためITクッキングヒーターも見られないなどの特徴があるようです。
実際にはシェルターは使用していなかったり、ワインなどの貯蔵に使われていたり・・という話を聞き、ちょっと安心しましたが、多国籍国家である同国の人々にとってはシェルターは必需品なのでしょうかね?
日本にもそんなマンションができないことを祈るばかりです。