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  • 犯罪手口
2006年08月29日 「追い出し盗」病院でご注意

入院中・・というと窃盗など被害は関係ないと思われるかもしれませんが、入院患者を狙った「追い出し盗」という手口があるので注意が必要です。

「追い出し盗」というのは、入院患者に病院関係者などを装って電話をかけ、患者が病室から出かけた隙に現金を盗むという手口です。

実際に東北で連続してあった手口をご紹介すると、

標準語の中年風の男から総合病院の受付に「○○号室の△さんをお願いします」と電話が入り、ナースステーションなどを経由して被害者を呼び出す。

被害者が電話に出ると、男は病院関係者を装って「宅配便から荷物が届いています。取りにきてください。」「見舞い客が六人来ています。」などといい、受付におびき出し、空室になった隙に被害者の病室に侵入して現金を盗む。ベット脇にある棚などが物色されており、被害総額は3件で47万円。

結構病院に現金を持っていかれているんですね。

病院ではお見舞金なんかをいただくこともありますし、日常のTVのカード代金や電話代金など、ある程度の金額になるのかもしれません。

「追い出し盗」は個室の患者を狙った手口だと思われます。事前に患者名や電話に出ることができる程度の病気かなどを確認し、数名で役割分担して犯行を行っているのではないかと推測されます。

対策としては、病室を離れる時には必ず貴重品を持って出る・・ということになるでしょうが、検査などでなかなかそうもいかない場合もあると思われます。
そんな時にお勧めなのが「セキュリティ・ボックス」です。個人の貴重品を保管でき、キーの紛失が発生しても104万通のプログラムから容易にキー変更が可能なため、セキュリティ度も高く、病院側も運用もしやすいので安心です。
病院として患者のストレス軽減のためにもお勧めします。

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