防犯ブログ
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2006年08月31日
顔写真のない履歴書
もうテレビやインターネットでご存知の方も多いと思いますが、「情けない」という言葉しか発せられないような泥棒が横浜で逮捕されました。
横浜市で女性の下着を繰り返し盗み、ベッドのシーツ代わりにしていた46歳男です。
女性の下着を繰り返し盗んではベッドのシーツ代わりにしていたとのことで、容疑者の自宅からは、下着がおよそ2500枚発見され、調べに対し、「女性に声がかけられず、下着で我慢していた」と供述しているということです。
「30歳以上の顔は履歴書」といったことを良く聞きます。
若いうちは親からもらった顔ですので、鼻が高い、目が大きい・・といった容姿がその人の顔となります。
ところが、年齢を重ねるごとに生き方というか生き様が顔に出てくるんですよね。
会って話しをしたらもっと明確ですが、顔だけでもその人の志やそれまでの経験などが出ているように感じます。
日本では第一印象を非常に重要視します。「履歴書」にも必ず顔写真を貼るのが通常で、その顔写真をいかにきれいに取るか・・といったことが就職マニュアルなどに書かれているようです。
ところが、アメリカでは履歴書に顔写真を求めたりなどしたら大変なことになります。
年齢・性別・人種・宗教・家族構成といった項目の記入欄もないそうです。
そういうことが原因で就職決定されないようにというのが理由だそうですが、面接においても確認してはいけないといいますので、一体どんなことを聞いて採用するのだろうと、私には予想ができません。
どちらがいいとは一言ではいえませんが、いずれにしても「自分の顔」「自分の生き方」には自信を持って生きたいと思いませんか?
最初にご紹介した46歳下着泥棒の顔・・・そんなもの見たくないですよね。
セキュリティの世界では「顔による個人識別」で入退出管理が行われる時代になっています。
生体認証はある意味では「顔が履歴書」ということだと思います。