防犯ブログ

  • 犯罪手口
2006年09月13日 御殿にあこがれて「渡り鳥窃盗」を繰り返す

東京都内や埼玉県内などで空き巣を繰り返していたとして、コロンビア人の男3人と女1人が窃盗容疑で逮捕、起訴されました。
4人は今年1月以降、約130件の空き巣を繰り返し、貴金属類と現金約1200万円を合わせた被害総額は約7000万円にも上るようです。

被告の一人は、「コロンビアでは日本で悪事を働いて御殿を建てている人がいてうらやましかった」と供述しています。過去に日本で空き巣を行い、そこで得たお金でコロンビアに御殿を建てた人が実際にいるということですね。

夜が長く空き巣に好都合な冬に来日し、春に帰国する「渡り鳥」窃盗を繰り返していました。
4人は05年11〜12月ごろ、偽造パスポートで入国。「1人で数百万円」の目標を立て、都内や埼玉県東南部で夜に明かりが消えている一戸建てを狙っていたようです。

犯人として指名手配した頃には、すでに外国に戻っているのでは捕まえるのは難しく、外国人による犯罪は少なくなりそうにありません。
日本への出入国を厳しくし、偽造パスポートで簡単に入れなくすると共に、不法滞在している外国人に対しても何らかの対応が求められています。

ただ、日本で真面目に働き、学んでいる外国人の方も多く、外国人に対する偏見や差別などが生まれないように、様々な配慮も必要になります。

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