防犯ブログ
- 犯罪手口
2006年11月02日
夜の洗濯物干しっぱなしの家はだらしなく、無施錠が多い。泥棒供述。
福岡県で逮捕された63歳の泥棒いわく。
「夜中に洗濯物を干している家はだらしなく、無施錠の場合が多いと思って狙った」
男は、福岡、熊本両県で285件の忍び込みを供述、うち102件(被害額約720万円)の裏付けが取れました。
この泥棒、逮捕された当初は余罪に関して黙秘していましたが、「最近は無施錠の家が少なくなり、この“商売”も割に合わなくなった。年も考えて、泥棒人生はこれ限りにしたい」と余罪に関しても話し始めたということです。
この泥棒がいうように、「何度も泥棒に入られる家」「泥棒に好まれる家」というのがあります。
泥棒は下見を行い、入りやすい家を探し、入りやすい無施錠な窓や、人目につきにくい窓のガラス破りなど手口で侵入するのです。
夜になっても洗濯物を干しっぱなしの家は、まだ外出から戻っていない・・ということで狙われやすいというように聞いていますが、だらしがないので無施錠が多いから狙う・・という理論は初めて聞きました。
いずれにしても、洗濯物が夜干しっぱなしにしているのは泥棒に狙われやすいので、すぐにでもやめるべきです。
同じ意味で、ポスターがはがれかけているのにそのまま放置されている地域や、ごみを捨てる日ではないのに捨てている地域、ごみがごみ箱にあふれているのに放置している地域、自転車を無法駐車している地域などは狙われやすい地域です。
防犯意識が希薄である、地域のコミュニティが機能していない、だらしない・・ということでだそうです。
いつどこで泥棒が見ているとも限りません。
気をつけないといけませんね。