防犯ブログ
- 泥棒小話
2006年11月27日
盗み用の懐中電灯の電源補給のため乾電池を盗み御用
この泥棒、なんともせこいんです。
泥棒稼業に使用している自転車と懐中電灯の電源補給をするため、自動販売機より乾電池18本を盗んだ直後のところを巡回中の警察官に出くわし、逮捕されました。
午前2時ごろ、男は丸亀市内の電器店前の自動販売機から単2と単3の乾電池計18本(1950円相当)を盗みました。
直後に巡回中の同署員が、数百メートル離れた清涼飲料水の自販機の前にいた男を不審に思い職務質問をし、所持品検査を実施。
持っていたリュックサックからバールなどの道具と乾電池が発見されたため追及したところ、「自販機から乾電池を盗んだ。2日前にはそこで現金を取った」と認めたということです。
県内での数件の窃盗事件を自供しています。
もともと泥棒は、人の財産をくすめるというせこい稼業ですが、この泥棒はその稼業に使用する道具の電源まで盗んだものでまかなおうというせこさです。
でもなんかちょっと笑ってしまう面があります。
ここんところ「爆窃団」など外国人の窃盗団による荒っぽい手口の泥棒の話ばかりで、その手口の凶悪さからみると、この間抜けさがなんともいえない。
勝手に顔なんかのイメージを頭の中で膨らましましたが、弊社の泥棒キャラクターに似ているようなそんな気がします。
ひさしぶりの泥棒小話に出てきそうな「どじドロ」でした。