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  • 犯罪情勢
2006年12月21日 平成18年度(1月〜11月)犯罪情勢ナナメ読み

今年もあと10日を残すばかりとなりました。ボーナスも支給され、そろそろお休みの計画に心躍らせている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これから年末年始のお休みに入って里帰りや旅行など、ご自宅を留守にする方も多いと思います。
しかしこの時期、留守になるのは住居だけではありません。事務所や工場など、無人となる場合があります。

警察庁の発表資料・平成18年度犯罪情勢(1月〜11月)によりますと、前年に引き続き刑法犯の認知件数は減少しています。
その中でも今回は窃盗の項目に関して、気になるデータがありましたのでご紹介します。

まず、平成18年1月〜11月までの窃盗総数は1,417,311件。前年より約181,000件の減少です。
その中の代表的な罪種(空き巣・金庫破り・乗り物盗)は軒並み減少しています。
ただ何点か、増加している罪種があります。

それがまず倉庫荒らし。こちらは平成18年11月末現在で7,041件(前年より418件増
それから工事場ねらい。こちらは平成18年11月末現在で12,108件(前年より2,705件増
そして職場ねらい。こちらは平成18年11月末現在で14,001件(前年より377件増となっています。
特に工事場は、重機などが盗まれた際、盗難に遭った重機を使ってのATM盗難等、二次被害を招くことにもなり得ます。

また、この時期は何かとお金を使うことが多く、必然的に銀行やコンビニのATMの利用が多くなります。
ATM自体を狙った件数は減少していますが、盗んだり偽造したカードを使ってお金を盗む払出盗は4,767件で前年より104件増加しています。

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