防犯ブログ

  • 犯罪手口
2006年12月01日 倉庫から米泥棒。北東北3県で20件。843万円の被害。

青森県八幡平市(旧西根町)の農協倉庫から玄米を盗んだとして窃盗と建造物侵入の罪で起訴された青森県七戸町向中野川向、雑穀仲買業(51)が、起訴案件のほかにも北東北3県で20件、同様のコメ泥棒などを繰り返していたことが分かりました。県内でも八幡平市(旧安代町)、久慈市での犯行が新たに判明し、被害総額は3県で合計約843万円に上ります。

青森県警の調べでは、新たに判明したのは青森県で倉庫・事務所荒らしなど14件、秋田県で倉庫荒らし4件、岩手県で倉庫荒らし2件の計20件。

岩手県内で盗まれたのはすべて玄米で、被害額は旧西根町分を含めて計約300万円。
盗んだ玄米と農耕車両は青森県内で売却し、遊興費に充てたということです。

米泥棒や農作物の泥棒は今年も全国で発生しています。
今年は暖冬で野菜の価格が下がり、農家では白菜を出荷せず処分するなどして、ここでも涙を流されています。できなくても涙、出来すぎても涙。

種から花を咲かせ、実を結ぶまでの作業を考えると、その成果である農作物を盗むという行為は他の現金盗難など以上に憎むべき犯罪fだという気がします。

1年間かかっての成果が盗難などによってなくならないようにするためにも、倉庫への防犯システムの設置を強くお勧めいたします。

農作物セキュリティ
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