防犯ブログ
- 泥棒小話
2006年12月08日
テレビを見てくつろぐ空き巣
横浜市のマンションに侵入し、現金を盗み出した後、テレビを見てくつろいでいた無職の男(24)が、帰宅した高校3年生の男子生徒(18)に取り押さえられ、鶴見署に事後強盗の現行犯で逮捕されました。
男は、7日午前、横浜市鶴見区のマンションに侵入、机の引き出しから現金5万円を盗んだ。
その後、部屋でテレビを見ていたところ、定期試験を終え正午過ぎに帰宅した男子生徒と鉢合わせした。
男子生徒は自分の机の中の現金がなくなっていることに気づき、テレビの前にいた男に「何してんだ。盗んだだろ」と詰め寄り、押さえ込んだ。
男子生徒は柔道部員で、ハサミを振り回す男を寝技で組み伏せる際、手に軽傷を負ったようです。
男は、現金を盗み出した後、そのまま現場に留まって、くつろいでテレビを見るなど、ずいぶん緊張感に欠けた間抜けな泥棒です。
普通は、一秒でも早く現場から逃げ出したい、少しの物音を立てるのにも慎重になるのが当然だと思いますが・・・。
もし、そんな時に防犯システムが働いて警報ベルが鳴り響くようなことになれば、どんなに驚くことでしょう。普通なら一目散に逃げ出しますね。
今回のような、緊張感の無い間抜けな泥棒には逆に通用しないかも知れませんね。