防犯ブログ

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2006年12月21日 「安全対策」も「健康管理」と同じ!?

健康だと信じ込んでいたのに、定期検診で悪いところが見つかり、入院しました。
入院していて感じたのは「健康管理」も「安全対策」と同じであるということです。

酒もたばこも夜更かしもしないし、ファーストフードも食べないし、食事にも気を使っているぞ・・・と健康には気をつけているつもりでしたが、ある日突然に病気であるという事実を突きつけられ、あっという間に入院していました。考える時間もなくあっという間に入院の日を迎えていました。愕然・驚き・怒り・諦め・希望・・・いろいろな感情が頭の中に渦巻き、実感のないまま無事退院して、翌週である今週から痛いなりにも職場復帰をしました。

「早期発見」であることが幸いしましたが、同じように入院している患者さん同士で話していたのは「まさか自分が病気になるなんて・・・」という言葉や、「出会い頭に交通事故に遭ったような感じ」という感想でした。
ほんと我社にもたばこは吸う、酒は飲む、夜更かしはする、食事内容も悪い・・という人が多いのに「何で・・??」という思いが頭をよぎりました。

そしてそんな会話を交わしながら感じたのが、冒頭に記載した「健康管理」も「安全対策」と同じであるということです。まさに、「まさか自分が・・・」というのは常々泥棒の被害に遭われた被害者の方が言われる言葉だからでした。最初の混乱の時期が過ぎた後、久しぶりに非常に暇な時間を突然もらって、「健康管理」と「安全対策」の相関関係に関して論文でも書こうかしらん・・と思いながら考えていました。

「早期発見」として病気も犯罪なども早期に発見し、初期対応することが大切です。健康で言えばやはり、定期検診はきちんとしておくことが大切だと痛感しました。(どんなに忙しくても絶対に必要です。これ実感!!)

そしてその検診やその後の治療などはその道のプロに任せることが大切です。
今は情報量が多すぎて、病気に対しても海千山千のいろいろな治療方法があり、極端にいうとある人のやり方を別の人は否定していたりするなど、素人が読んだだけでは「どれが最適なのか?」という判断がつかないことも多くありました。インターネット、本などで知識を得ることは重要ですが、最後はやはり主治医として誰かを選び、信じることが必要だと感じました。
そして、それを限られた時間で行うことが重要で、沢山の病院を回っている間に病状が悪化している人もいたようでした。数院回った内2院では病気は見つからなかったとのことで、ついついその言葉を信じてしまいそうになったといいます。やはり「決めるのは自分自身である」のだということを実感しました。

そして「早期発見・初期治療」とともに必要なのが「補償」。
病気になるとお金がいっぱいかかります。実感です。今の医療の現状は「お金次第」という面もあり、思ってもいない高額な医療費用が必要となる場合もあります。そこで、「保険による補償」がものすごくありがたく感じられました。今までほとんど支払ってばかりだった保険が「つけてて良かった」というものに変わるのも、やはり痛い目に遭って初めて感じたことです。

そして退院して痛感するのが「予防」ということです。今「予防医学」ということで病院がフィットネスクラブなどを経営したりしていますが、食事と日常生活、スポーツなどにより病気にならない体質改善の重要性を以前以上に感じています。
免疫力を高める・・なんていう言葉が非常に気になる今日この頃です。
最後に家族や友人・知人・同僚などの愛情。そして退院して戻ってくる職場のありがたさ。これも元気なときには当たり前にしか思っていなかったことが本当は非常にありがたいことなのだと感じました。

泥棒対策でも同じです。
「予防としての抑止」で犯罪の発生しにくい環境づくりをする。
そして「早期発見・初期対応」で侵入をすみやかに検知し、威嚇撃退し、犯行を継続させない。
「補償」で実際に被害に遭った費用を保険などで補償する。
自主機械警備システムの考え方って、まったく健康への考え方と同じです。

そして最も重要なのが、「自分の健康(安全)は自分で守る」という考え方。

実際に病気になったり、被害に遭ったら、「痛い」ということ。
まして「命」に関わることとなると取り返しがつきません。
交通事故と同じで、こんなに健康に気を使っていても遭うことがある災害や病気です。
ぜひともあらゆる面での対策が必要だと思います。

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